「ウン、コのニオイは?」と思ったときにはすでに遅し
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バキュームカー(汲み取り車)はモーターもしくは石油発動機でタンク内の空気を排出して陰圧をつくり、その陰圧によってホースから汚物を吸い込む仕組みです。
汚物がタンクに流れ込むときに細かなミストが発生し、それが排気に混じって大気中に拡散されます。
目に見えないほどのミスト状のウンコがバキュームカー周囲の大気中に漂っているわけで、オナラや肥溜めのニオイのような揮発性ガス成分のみのものと似通ったものに思う人もいるでしょうが、吸着力が違います。
服にも髪の毛にも皮膚にも微細なウンコがつくわけです。固形もしくは液体なので、臭いは洗わない限りかなり長く残ります。
汲み取り作業中の場所近くの洗濯物などにも付着します。
担当の方々のみならずそのとき近くにいた人(我々のようにこの記憶をお持ちの方)も バキュームカーの臭いを嗅いだときはすでにマイクロミストウンコが鼻の奥の嗅粘膜についているわけです。鼻腔も気管もおそらく肺もウンコを吸い込んでいたでしょう。
「ウン、コのニオイは?」と不審に思ったときにはすでに遅し。
嗅覚には馴化という現象があり、自分の匂いは慣れてしまって自分ではすぐに気が付かなくなってしまいますが、このマイクロミストは繊毛活動により排出されるまで気道にとどまります。
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ということで、繰り返しますが、
- バキュームカーの臭いはミスト(液体状のウンコ)
- 肥溜めのニオイやオナラは気体(メタンなど)
ということで、もっと厳しく区別されるべきだと思っています。
汲み取りのお仕事がたいへんな苛酷なお仕事であることは十分に理解し、社会に貢献されていることに感謝を惜しみません。
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