わが投資術 市場は誰に微笑むか / 清原達郎
公開日：
:
読書
★★★★☆（面白かった）
ベストセラーなので、どこの書店でも平積みされていますね。
個人資産800億円超で、最後の長者番付1位となった伝説のサラリーマン投資家の清原達郎は業界の有名人。
喉頭癌の手術で声を失ったようですが、現在は再発なく元気に過ごされているよう。
後継者がいないので、すべてのノウハウを全部世の中に「ぶちまけてしまえ」という気持ちでこの本を書くことになったそうです。
＊
日本のヘッジファンドを運用しておられたときの話がほとんどです。
当時運用していたファンドはヘッジファンドと名乗っているために営業的にショートポジションも取っていたが、ショート（空売り）で儲かることはあまりないのでロングのみでＯＫ
会社を支配するつもりはないのでアクティビストではなかったようですが、アクティビストに対しては好意的立場のようです。
＊
基本戦略は、業績の割に低評価の株を見つけて大量に買い、最低で 2倍、うまくいけば 10倍以上にしてから売るというすごくまっとうなもので、そういう株の見つけ方がちょっと独自ですが、すごく理にかなっているわけです。
バフェットの現代版という感じがしました。
私は個別株は株主優待目的以外はやりませんが、好きな人には大きな武器になると思います。
###
関連記事
-
-
Linuxだからできること150
Linuxだからできること150 (日経BPパソコンベストムック) 日経Linu
-
-
JAZZウルトラ・ガイド―とことん楽しむ7つのステップ / 小川 隆夫
JAZZウルトラ・ガイド―とことん楽しむ7つのステップ (平凡社新書) 小川
-
-
トンデモ一行知識の逆襲 / 唐沢 俊一
トンデモ一行知識の逆襲 (ちくま文庫) 唐沢 俊一 筑摩書房 2004-01-
-
-
雑学 古代史の謎―邪馬台国と建国神話 / 豊田 有恒
雑学 古代史の謎―邪馬台国と建国神話 (大陸文庫) 豊田 有恒 大陸書房 19
-
-
言葉でわかる「話を聞かない男 地図が読めない女」のすれちがい / アラン・ピーズ パーバラ・ピーズ (2)
以前紹介した『言葉でわかる「話を聞かない男 地図が読めない女」のすれちがい』の続きですが、日本人
-
-
日本の戦時下ジョーク集 満州事変・日中戦争篇 / 早坂 隆
日本の戦時下ジョーク集 満州事変・日中戦争篇 (中公新書ラクレ) 早坂 隆 中
-
-
戦国考証おもしろ史談 / 稲垣 史生
戦国考証おもしろ史談 (新人物文庫) 稲垣 史生 新人物往来社 2009-09
-
-
偽善の医療 / 里見 清一
偽善の医療 (新潮新書) 里見 清一 新潮社 2009-03 売り上げランキン
-
-
年間3万円でできるスーパーインターネット顧客獲得術―だまっていても集まった! / 岩上誠
年間3万円でできるスーパーインターネット顧客獲得術―だまっていても集まった! 岩
-
-
SoftEther+VPN構築ガイド / 塩見 豊久
SoftEther+VPN構築ガイド 塩見 豊久 ケイズプロダクション アスペ
- PREV
- わたしの整理術 (岩波アクティブ新書 62)
- NEXT
- スイスイ泳いで通勤する
