日大光が丘病院問題
公開日:
:
最終更新日:2016/08/22
医療
*
日大光が丘病院が撤退する問題を朝のニュースでやってました。
この病院は光が丘という団地密集地にあり、小児救急では東京都で3番目の受入数を誇っています。
それがどうも練馬区に融通したお金(50億円)の問題で、日大が「撤退するぞ」と脅しをかけたところ、練馬区がほかに引き受け法人を決めて対抗しているようなんです。
その引き受け法人にはとても現状の医療体制を維持できる見込みがない、ということです。
ニュースではよくわかりませんでしたが、次のブログでウラが見えます。
> 2011-12-16 日大光が丘病院問題・水面下交渉の50億円
*
練馬区も使っちゃって返せないので、のらりくらり逃げてきたわけですね。
でも日大が逃げたら、病院はがたがたになるわ、結局は 50億円は返さなくてはならなくなるわで、素直に 50億円を返せば病院だけは残るので、少なくとも住民に迷惑をかけずにすむのに。
*
損得勘定できんのか、この区長は。
まして お得な方に人命も乗っかっているわけだし・・・
救急医療は東京都の使命でもあるわけで、イシハラが気がついていないのがコワイ。最近自分のことで忙しいからなぁ。
###
関連記事
-
-
ドクターX 尾状葉?
* いつの放送か知らないけど一昨日カミサンが「ドクターX」とやらを観ていた。録画かも。 「尾
-
-
東北地方に医学部を新設?
* 新臨床研修医制度(医師臨床研修制度)を作って、日本の地方医療を荒廃させた厚生労働省の不始末
-
-
画像診断管理加算バブルの崩壊の影響(2) 地方の中核病院の場合
前回はこちら⇒ 画像診断管理加算バブルの崩壊の影響 * 前回は、 常勤医のマンパワー
-
-
神経内科へ来る人びと / 米山 公啓
神経内科へ来る人びと (ちくま文庫) 米山 公啓 by G-Tool
-
-
画像診断管理加算2の悲劇
以前聞いた話ですが、とある都市の公立病院で常勤の放射線科医を1人雇っていました。 病院はこれを
-
-
画像診断管理加算バブルの終焉 テラークへの影響 (2)
* 画像診断管理加算バブル崩壊が起きた今春からだいぶ経ちました。 まだ密かに抜け道を模索して
-
-
PCR検査、抗原検査、抗体検査について
PCR というのはウィルス遺伝子を増幅させる手法を言うのであって、検査自体の名前ではありません。
- PREV
- 胎教にいいクラシック
- NEXT
- やりなおしの世界史 / 謝 世輝






