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画像診断管理加算バブルの終焉 テラークへの影響 (2)

公開日: : 医療

画像診断管理加算バブル崩壊が起きた今春からだいぶ経ちました。

まだ密かに抜け道を模索しているところもあるという噂も聞きますが、年貢をそろそろ納められてはいかがでしょうか。

うちのテラーク(&ラドアシスト)では結局2病院が画像診断管理加算にこだわって去られましたが、私はかえって暇になってよかったかも、と思っています。

以前はこんなのまで読影するの、というような簡単な症例まで依頼に出されておりましたし、それ以前に、こんなのまで撮影するのという症例までがちらほら。

加算目当てに気軽に撮りすぎていたという事情もあったのではないでしょうか。

残った顧客さんからの依頼傾向もだいぶ変わりました。

依頼数も全般に減少しています。

これが画像診断の適応をきびしくしてのことであればいいのですが、常勤医の負担がぐんと増えたからであれば問題ですね。

実際、春までは少なかった夜間の依頼の割合が増えています。それも日勤の時間帯に撮られた症例です。

おそらく、春までは夕方に残った分は気軽に遠隔画像診断に出して帰宅されていたのが、加算がなくなり院長にプレッシャーをかけられて残業を余儀なくされているのではないでしょうか。

午後7時くらいになるとさすがに力尽きて、残りを遠隔画像診断に出すというわけではないでしょうか。

少ない常勤医の負担を軽減するのも遠隔画像診断の大事な勤めの一つと思っていますが、このままでは常勤医の”燃え尽き症候群”がまたぞろ復活しそうな懸念があります。

管理加算1には遠隔画像診断の併用を許してもらいたいものです(管理加算2には要らないですけど)。

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Comment

  1. ?@gmail.com より:

    >管理加算1には遠隔画像診断の併用を許してもらいたいものです(管理加算2には要らないですけど)。

    賛成です。CT2台、MRI2台に常勤医1名なので、加算を取るのをやめました。もう無理。

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