辷り症 向き
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じつに嘆かわしいことに脊椎の辷り症を正しく診断できない放射線科医がいます。
その初歩の初歩である 辷りの方向(向き)すら間違える 始末。
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こういうビルがあるとします。向かって左が正面。
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こうなったらどうでしょう?
正面の方に倒れているのだから、「このビルは前に倒れている」と誰でも言いますよね。
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ではこうならどう? 「このビルは前にすべっている」と言いますよね。
「ビルの下半分が後ろにすべっている」 と言うへそ曲がりはいませんよね。 よね? ヨネ?
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ではこれは?
人間は直立します。
つまりビルと同じで、もちろん土台である下方(尾側)を基準にするのです。
ということで、L3 が前方に辷り、L4 が後方に辷っています。 でしょ?
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嘆かわしいことにこれを、「L4 が(L3に対して)後ろに辷り、L5 が(L4に対して)前に辷っている」と書く放射線科医がいるのです。
こんな「当たり前の約束事」さえ知らないで所見を書くと、相手が整形外科医であれば「このシロートが!」と激怒なさると思います。
あなたは前後を間違えたりとかの赤恥はさらしておられないでしょうね。
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