ジャンパー膝
公開日:
:
画像診断

20歳台のプロダンサーで、ジャンパー膝と臨床診断されています。
MRI では膝蓋腱の膝蓋骨側付着部付近に腫大と信号変化が見られます。
典型的なジャンパー膝ですね。
膝蓋骨下端の異常は見られませんので、Sinding-Larsen-Johansson病ではありません。
ジャンパー膝の部位の覚え方
ジャンパー膝が膝蓋腱の最上端部(=膝蓋骨の下方)に多いということが覚えにくいという人がいますが、
ジャンパー → ジャ・アン・パ → just-under-patella (膝蓋骨の直下)
と覚えれば一生忘れません(たぶん)。
###
関連記事
-
-
TeamViewer 遠隔画像診断への活用法(2)
以前も書きましたが、TeamViewer という遠隔操作ソフトの話です。 安全なトンネルを作り
-
-
青池嚢胞 Aoike’s cyst 再び (2)
また青池嚢胞を見かけました。 18歳男性。 主訴とは関係ないです。 腓骨遠位の前面の皮質
-
-
くも膜下腔と硬膜下腔
所見をつけたら質問が来ました。 上のような症例で「硬膜下腔に液貯留あり」と書いたら、「脳
-
-
Grant’s Atlas of Anatomy, International Edition〈日本向けインターナショナル版〉
Grant's Atlas of Anatomy, International
-
-
【遠隔画像診断】 夜間の救急対応
久々に遠隔画像診断ネタです。 夜間の救急対応は私のところ(LLPテラーク&ラドアシスト
-
-
TeamViewer 遠隔画像診断への活用法
遠隔操作のメリット 「TeamViewer 無料の遠隔操作ソフト 」という記事を書きましたが、
-
-
エレファント・ウーマン
* アフリカゾウの群れは母系家族。 最年長のメスを頂点にその娘たち、孫娘たちで構成される。
-
-
CT/MRI 所見 300件って
* だいぶ前にも書いたかもしれません。 以前の話なので、現状とはかなりかけ離れていると思いま






