ジャンパー膝
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画像診断
20歳台のプロダンサーで、ジャンパー膝と臨床診断されています。
MRI では膝蓋腱の膝蓋骨側付着部付近に腫大と信号変化が見られます。
典型的なジャンパー膝ですね。
膝蓋骨下端の異常は見られませんので、Sinding-Larsen-Johansson病ではありません。
ジャンパー膝の部位の覚え方
ジャンパー膝が膝蓋腱の最上端部(=膝蓋骨の下方)に多いということが覚えにくいという人がいますが、
ジャンパー → ジャ・アン・パ → just-under-patella (膝蓋骨の直下)
と覚えれば一生忘れません(たぶん)。
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