CPFE(Combined pulmonary fibrosis and emphysema)って
*
CPFE(Combined pulmonary fibrosis and emphysema) という病態があります(肺線維症+肺気腫)が、最初珍しい病気として欧米で報告されました。
でも日本人ではごく普通に見ますね。
毎日1例はありますし、多い日は5人くらい見ます。
*
- ほんとうに独立疾患なのか?
- 診断してなんのメリットがあるのか(予後や治療方法が変わるのか)?
と、以前から疑問に思っていましたので、私は診断名としては書かないことにしています。
*
呼吸器内科医のブログでこのようなものがありました。
> http://pulmonary.exblog.jp/18777704/
欧米でも見直しの立場の人がいるそうで、ちょっとほっとしました。
###
関連記事
-
-
脳・脊髄の連想画像診断−画像に見えないものを診る / 森 墾
脳・脊髄の連想画像診断−画像に見えないものを診る 森 墾 メジカルビュ
-
-
ふざけた画像診断システム
職業がらいろんな遠隔画像診断装置を扱っていますが、ある装置では 患者リストから患者を選択
-
-
2000万円を不正受給? 彦根市立病院放射線科医師のケース
* 滋賀県彦根市は30日、市立病院放射線科部長の男性医師(46)が3年6カ月にわたって計2
-
-
甲状腺と前立腺は1つです
* よく、依頼用紙に「左甲状腺に・・・」とか「右前立腺に・・・」とか書いてあるんですが、甲状腺
-
-
遠隔画像診断の起業 / 営業について(3)
遠隔画像診断の営業について、あまり語りたくありませんが、いくつかヒントを。 FAX DM の活
-
-
画像診断雑記の更新 8例目
* * * 画像診断雑記、8例目をアップしました。 まあ、よくあるネタです。 興味がある人は
-
-
大阪出張! MS.CHEST神田塾 !!
* お知らせです。 先日ここに書いた 2013年2月2日(土曜日)の 「画像診断クラウド研
-
-
遠隔画像診断で画像診断管理加算はとれません というか とってはダメです(4)
画像診断管理加算の目的 前にも書きましたが、画像診断管理加算は「病院に放射線科医(画像診断医)
-
-
spared lesion は間違い
* 脂肪肝で、周囲より脂肪浸潤の少ない領域が見られることがあります。 血管支配によることが多
-
-
イーサイトのクラウド型遠隔画像診断システム 利点(2)
イーサイトのクラウド型遠隔画像診断システム 利点(1)を書きました。 2つめの利点ではなく、補
- PREV
- マル(句点)の使い方
- NEXT
- 雑誌付録 アニエス・ベー万年筆