参照画像のアノーテーション
公開日:
:
最終更新日:2014/05/19
画像診断 遠隔画像診断システム
*
なんのこっちゃ とお思いの方はとばしてね。
画像診断の報告書を作成するときに、画像の一部を切り取って所見用紙に添付して説明の足しにすることが多いです。
この切り取った画像を参照画像と呼びます。
多くは矢印をうったりしてわかりやすいように工夫します。
*
参照画像の作成方法には、
- ビューワーの画像に矢印や文字をうってから切り取る方式
- 切り取ってから矢印や文字をうちこむ方式
の2つの方式があります。
プログラミングがやさしいからか、1を採用しているケースが多いのですが、1には3つの欠点があり、このため2のほうが圧倒的に優れていると私は考えています。
イーサイトは2の方式を採用していますが、他は1が多いですね。
1が多い理由は
- 作る人が1と2の方式があることを知らない
- 知っていてもどちらがいいか考えない
- どちらがいいか考えてもわからない
- わからないのにユーザー(医師)に訊かない
などのトホホな理由です。
###
関連記事
-
テラーク関連遠隔画像診断の年末年始予定
* 顧客の方には契約会社からそれぞれ通知がいくかと思いますが、 12/29(土)~1/3(木
-
青池嚢胞 Aoike’s cyst 再び
昨夜の症例でまた青池嚢胞に会いました。 18歳男性だそうです(前回は 60歳代男性)。
-
mucor(ムコール)について
ムコール症という病名があります。 mucor(英語), Mucor(独語) というのはケカビ(
-
遠隔画像診断の起業で最も重要なポイントは最初の顧客
* イーサイトのクラウド型遠隔画像診断システム DICOM PASSPORT を使えば、後払い
-
画像診断報告書のコピペについて(続)
前回はこちら>画像診断報告書のコピペ 他人の書いた過去所見のコピペが非常識な行為なのか 前
-
臨床画像 2017年3月号 Q & Aでおさえる vascular imaging 最重要ポイント
こちらでバックナンバーが買えます(Fujisan.co.jp)臨床画像 2017年3月号
-
遠隔画像診断システムの選び方
* ご自分で遠隔画像診断プロバイダを立ち上げるにしろ、どこかの会社に雇われて自宅で読影にするに
-
これは便利なサービス「データ便」
* いくつかの内科開業医さんからの DICOMファイルの受け渡しは、私の借りているレンタルサー
-
くも膜下腔と硬膜下腔
所見をつけたら質問が来ました。 上のような症例で「硬膜下腔に液貯留あり」と書いたら、「脳
- PREV
- 緊急メンテ 2013/7/1
- NEXT
- Ubuntu Gnome