フィリップス SpeechMikePro LFH5276
公開日:
:
最終更新日:2014/03/26
画像診断 AmiVoice Ex 7 Rad
愛用のマイクです。音声入力で抜群の変換精度を誇ります。
ただ、お値段が・・・ 4万円以上します。
USB 入力ですので、Windows XP マシンではどれでも使えます。
Windows7 登場前の製品ですので、Windows7 からは使えません。
Windows7 用のドライバが出ていることを S さんからご教授いただき、早速こちらのページの『Speech Control 』のところから入手。
*
Windows7 機にこのドライバをインストールすると認識されなかったこのマイクが、マイク兼特殊マウスとして認識されます(このマイクにはトラックボールやいろんなボタンがたくさんついています)。
Windows7 用の Amivoice はありませんが、XP で使っていた Amivoice をこれにインストールしました。
OS からは認知されたものの、アプリケーションである Amivoice 自体からはマイクは認識されませんね。
Microsoft の OS は変わるたびにデバイスドライバの仕様が変わるので、アプリケーションから呼び出す API が違うのが原因でしょう。
OS からは認識されているので、音声をアプリケーションに渡すことはできますので音声認識の機能は使えます。ただ、マイクに付属している録音ボタンが使えないだけです(マウスとしての動作はできます)。
*
他社製のマイク(3機種)でも入力デバイスとしては使えますので、まあそのレベルまでは使えるようになったので、感謝感激です。
*
ところが最大の問題が残ります。
奇怪なことはこの Windows7 マシン(DELL の Vostro)、どのマイクを使っても認識率は著しく悪いのです。
この優秀なマイクでも同様に認識は悪いのです。
マイクを換えてもムダということがわかり、これで余計なマイク漁りをせずにすみます。
やはり Amivoice 自体を Windows7 用のものに換えないといけないかもしれませんね。
しかし、おいそれと買い換えできる金額ではない( AmiVoice Ex 7 Rad は 831,600円)のが問題です。8万円でなく、83万円ですよ。
発売元が倒産したら安く入手できるかもしれませんので、それまで待つかな。
###
関連記事
-
胸部レ線は難しい?(トレーニングすれば読めます) の答え
前回の記事( 胸部レ線は難しい?(トレーニングすれば読めます) )の胸部レントゲン写真ですが、
-
ふざけた遠隔画像診断システム(続き)
* 患者リストから患者を選択 数秒~数十秒待たされる 患者画面から「読影」を選択
-
画像診断管理加算バブルの崩壊の影響
画像診断管理加算の施設基準の厳格化 今回の改訂で他の施設に読影を依頼している施設は、画像診断管
-
組織なんて作ればいいじゃん
* ストレス抱えて、居心地の悪い組織で我慢するより、 自分の好きな組織をゼロから作ればいいじゃ
-
医局と系列病院と人間爆弾
* 病院の勤務医の話ですが、ちょっとした病院(大きな病院、公立病院など)であればどこかの大学医
-
棘状筋は棘上筋じゃない、棘状筋なんてない
肩関節の画像診断報告書を見ますと、ときどき棘状筋と書いてありますが、そんな筋肉ありましたっけ?
-
地方の中核病院の画像診断における医療崩壊
以前の記事(⇒ 画像診断管理加算バブルの崩壊の影響(2) 地方の中核病院の場合)では、
-
CT/MRI 所見 300件って
* だいぶ前にも書いたかもしれません。 以前の話なので、現状とはかなりかけ離れていると思いま
- PREV
- メトネル: ソナタ、エレジー、ほか
- NEXT
- よくある誤解