【遠隔画像診断】 夜間の救急対応
公開日:
:
画像診断
久々に遠隔画像診断ネタです。
夜間の救急対応は私のところ(LLPテラーク&ラドアシスト)ではしておりませんが、一応は夜寝る前と朝起きたときに夜間にやり残した症例はないかチェックはしています。
ですので返却までの時間は最大 9時間ほどになるケースがありますが、最大になるケースは年間10例もないと思います。
ただし、「夜間の救急対応をする」と公表すれば、いくらでも増えそうな気もします。
夜間の救急対応専門
たまに質問されるのが、海外に住んで日本の夜間の救急対応を専門するのは経営的にどうかということ。
やるとすれば、最初は別の遠隔画像診断プロバイダと契約して夜間の救急症例のみを担当するといいですね。
次第に自分で顧客を探せばいいです(そのほうが金額的に有利な契約がとれることが多い)。
南の島でやりたい人が多いようですが、まわりの人がみんなビーチで遊んでいる間、仕事をする侘しさに耐えないといけないかもしれません。
ただし、時差を考えると、ヨーロッパのほうが太平洋地域やアメリカよりいいと思います。個人的にはマルタやモナコがよさそうと思います(ネット環境を調べていませんが)。
別に海外に住む必要はない
でも病院の看護師のシフト体制、夜のお仕事や24時間営業の店があることを考えると、夜間の救急対応をするのにわざわざ海外に住む必要はないですね。夜間の救急対応はダシに使っているだけで、本当はただ外国に住みたい人なら別ですけど。
日本に住むという前提では、都会なら夜間活動するのに便利ですね。とくにコンビニが住宅の近くにあればほぼ無敵かもしれません。
あるいは田舎のほうが夜仕事するのに静かでいいかもしれません。徳島県などはすべての村を含む自治体に光ファイバーが通っており、なかでも有名な神山町に住むと、格安でネット対応のオフィスや住居が借りられます。
昼間に寝なければいけないので、昼に静かなところのほうがいいかな。
###
関連記事
-
-
依頼原稿の締め切り (3)
* 依頼原稿「遠隔画像診断サービス 成功の秘訣」ですが、先ほど提出しました。 結局4360字
-
-
遠隔画像診断の起業の心得その2
「勤務医根性を捨てろ」とお話しました。 「何時間勤務したから報酬はこれくら
-
-
ばかげた遠隔画像診断システム(続き)
* 前回書いた遠隔画像診断システムですが、使用料金がかなり安いので結構導入されている方が多いも
-
-
遠隔画像診断の起業 / 営業について(4)
遠隔画像診断の営業について、あまり語りたくありませんが、いくつかヒントを。 自己ブランドの確立
-
-
腓骨遠位の骨腫瘍? 青池嚢胞 Aoike’s cyst
* 先日、MRI の依頼で 60代の男性で、依頼書の検査目的の欄に 「単
-
-
画像診断管理加算バブルの終焉 テラークへの影響
* 画像診断管理加算バブル崩壊をきたした原因となった一部の関係者には猛省を促したいですが、我々
-
-
ふざけた画像診断システム
職業がらいろんな遠隔画像診断装置を扱っていますが、ある装置では 患者リストから患者を選択
-
-
「遠隔画像診断の起業」HPまたまた更新
「遠隔画像診断の起業」HP を更新しました。 今日も先ほどしましたが・・・ 今回はQ&a
-
-
画像診断雑記の更新9例目
* * * 画像診断雑記、9例目をアップしました。 いつものネタです。
-
-
椎体辷りについてのまとめ
椎体辷り症についてのメモ 辷りの方向は、下の椎体に対して上の椎体が前後どちらかに辷るかを示