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非クラウド型遠隔画像診断システムの落とし穴

公開日: : 最終更新日:2014/06/02 画像診断

何度も書いているので、耳タコでしょうが、それでも非クラウド型で起業してしまう人が結構おられます。

私の経験では、最初はシステム会社も「無料でいいですよ」などと甘い言葉をかけて誘ってきますが、いずれモトを取るぞと考えています。商売ですしね。

永久に無料とか安価とか考えている人は甘い、というか世の中の仕組みをご存じない。

ある程度事業が立ち上がってくれば、システム会社は利益を回収しようとし始めますし、バージョンアップやメンテ料、そのほかで稼ごうとします。

その結果、顧客が増えてもリニアに事業主の収入には反映しない。

へたをすると勤務医時代と変わらず、

いくら働いても収入は同じだが、どんどん仕事が増えていく

という無限地獄にはまるわけです。

その点、クラウド型は顧客が増えればリニアに収入が増えます。

固定費がゼロに近いから。

それどころか、システム会社にボリュームディスカウントをもちかけて、リニアどころかよりプレミアムがもらえるようになることも・・・

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