非クラウド型遠隔画像診断システムの落とし穴
公開日:
:
最終更新日:2014/06/02
画像診断 遠隔画像診断システム
*
何度も書いているので、耳タコでしょうが、それでも非クラウド型で起業してしまう人が結構おられます。
私の経験では、最初はシステム会社も「無料でいいですよ」などと甘い言葉をかけて誘ってきますが、いずれモトを取るぞと考えています。商売ですしね。
永久に無料とか安価とか考えている人は甘い、というか世の中の仕組みをご存じない。
ある程度事業が立ち上がってくれば、システム会社は利益を回収しようとし始めますし、バージョンアップやメンテ料、そのほかで稼ごうとします。
その結果、顧客が増えてもリニアに事業主の収入には反映しない。
へたをすると勤務医時代と変わらず、
いくら働いても収入は同じだが、どんどん仕事が増えていく
という無限地獄にはまるわけです。
*
その点、クラウド型は顧客が増えればリニアに収入が増えます。
固定費がゼロに近いから。
それどころか、システム会社にボリュームディスカウントをもちかけて、リニアどころかよりプレミアムがもらえるようになることも・・・
###
関連記事
-
-
画像診断雑記の更新 8例目
* * * 画像診断雑記、8例目をアップしました。 まあ、よくあるネタです。 興味がある人は
-
-
これから遠隔画像診断を始める人のために ビデオ
ビデオ⇒ これから遠隔画像診断を始める人のために アップロード日: 2010/09/28
-
-
遠隔画像診断のビジネスモデル(3)
ビジネスモデルらしくないので、さらに模式図を補完していきます。 * 上段が従来のファイル
-
-
spared lesion は間違い
* 脂肪肝で、周囲より脂肪浸潤の少ない領域が見られることがあります。 血管支配によることが多
-
-
画像診断雑記に新しい症例を載せました / 「よくあるあれ?」
* 別サイトの画像診断雑記に新しい症例を載せました。⇒ 「よくあるあれ?」 こういうの。
-
-
CT/MRI 所見 300件って
* だいぶ前にも書いたかもしれません。 以前の話なので、現状とはかなりかけ離れていると思いま