関節のMRIは GE(FE)が基本
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画像診断
最近のMRIで関節(膝・肘・肩・股・手・足)の撮像のとき、やたらめったら 脂肪抑制T2WI FSE で3方向撮る技師さんが多くて困っています。
脂肪抑制T2WI FSE が好きすぎるのです。画質がよいからかな。でも異常が見えにくいんですよね。
一例を挙げます。


上が 脂肪抑制T2WI FSE 、下が T2WI GE(FE)です。
FSE は fast spin echo、GE(FE)は gradient echo(field echo)ですね。
脂肪抑制T2WI FSE では半月板、腱板、関節唇などの信号が真っ黒に近くなり、異常を示す微細な信号上昇が非常に見えにくいのです。
上の2つの画像でも、下で見られる内側半月板の傷害が 上ではほとんどわかりませんよね。
大昔からの真理ですが、たいていの関節のMRIは GE(FE)が基本です。
「3方向ともGEで撮って、脂肪抑制T2WI FSE はおまけの感覚で1-2方向追加する」くらいの感覚でいいのではと思います。
あと、骨髄疾患(骨転移含む)の評価が必要なときに、脂肪抑制しない普通の T1WI(SE)を撮らない技師さんが多いのが悩みの種ですね。
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