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日中救急症例を受けられる体制 遠隔画像診断

公開日: : 医療, 画像診断

わたしは 2005年6月から昼間の遠隔画像診断センターを運営しています。

それまでは自宅で夜間のみの仕事でした。

そのセンターも手狭になったので、2007年3月から現在のところに移りました。

現在はビルの最上階のワンフロア 144平米の 4LDK(+サンルーム+ウォークインクローゼット+星の見えるお風呂+トイレ)で快適に仕事をしています。

ここにはサーバールームなどはなく、専用の端末2台を除けばあとは普通のパソコンのみです。主力のイーサイトのシステムではサーバー不要、専用端末不要なので。

イーサイトのシステムのみですと、どこでも仕事はできますので、自宅で各自がやればいいわけです。

コスト高になるにもかかわらずセンターを設立したのは

  1. 日中の症例を即時読影(救急対応)する電話を受ける
  2. イーサイト以外のシステムが残っている
  3. センターの個室で仕事をすることで自宅より能率を上げられる
  4. センターを作ることで新規顧客に対するアピールになる

という理由があります。

日中の症例を即時読影(救急対応)する電話を受ける

これは携帯電話やスカイプなどで代用できるので、あまり大きな理由ではありません。

イーサイト以外のシステムが残っている

これは徐々に減らしていく意向なので、あまり重要視していません。

センターの個室で仕事をすることで自宅より能率を上げられる

センターではそれぞれに個室が与えられますので、思い思いに仕事ができます。

自宅では狭かったり、雑用で追いまくられたりしますので、能率が上がります。

またメンバーどうしの交流が得られます。

センターを作ることで新規顧客に対するアピールになる

じつはこれが最も大きいです。

どこでやっているかわからない遠隔画像診断プロバイダに頼むより、きちんとしたオフィスがあって、日中の救急もすぐに受けてくれるところに頼むのがいいのは当たり前

「救急です」と電話をもらうと、ほぼ20分以内に回答しておりますので、うけは非常にいいです。

つまり、既存顧客の満足度も上げられます

その証拠に顧客数は増えないのに依頼数が次第に増えていっています。

センターを開く前と後とでは顧客数はぐんと上がり、売り上げは 3倍になりました。

伸び悩んでおられるところはご一考ください。

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