大きくしないという選択
組織を必要以上に大きくしない
現在、テラークでは顧客病院さんの募集を止めています。
昔からの知り合いとか、メンバーの同級生の関係している病院とかは断り切れないので引き受けることが多いですが、一見(いちげん)さんまで対応しているひまはありません。
まして、相見積もりをとるような病院とは全くつきあうつもりはありません。時間のむだと思っております。
*
メンバー(読影医)を増やしてもっと大きくすればいいのに、とよく言われますが、それは経営者(自分では仕事をしないヤツ)の発想。
現在はメンバーも募集していません。
事業はなんのため?
事業を大きくしても幸せは増えません。
「タイムイズマネー、お金が入るじゃん」と言う人もいますが、お金は単なる人間の創造物、時間は人生そのものですから、「タイムイズマネー」とは人生をくだらないことと等価に考えるという誤った思想と思います。
*
メンバーが幸せになることが最終目標ですが、結果的にお客様の幸福にもつながります。社会もよくなります。
三方よし、っていうやつでしょうか。
忙しくなりすぎて、既存の顧客様のお仕事をおろそかにすることはできません。
ということで、現在はメンバーも顧客も増やす気がありません。
ちょうどいい適正規模だと思っています。
*
しかし、最近は顧客数は増えていないものの、既存客様からの依頼数が徐々に増えており、マンパワー不足になりつつあります。
###
関連記事
-
-
マル(句点)の使い方
* よくこんなふうな所見を見かけます。(図1) でも私はこんな風に書きます(図1)。 句点(。
-
-
読影レポートの重要性 / CT,MRI を有する単科のクリニックの場合
久しぶりに遠隔画像診断の話ですが、最近2施設ほど顧客の医院が増えました、 どちらも脳外科の単科
-
-
胸部レ線についての過信
* これを言うとちょっと問題があるのですが、あえて書きます。 他科の医師(主に一般内科の年配
-
-
後方辷りについての補足
椎体辷り症についておさらい 辷り症には 前方辷り と 後方辷り がある 前方辷りには
-
-
現在書いている原稿の一部(下書きその1)
* 依頼原稿の下書きです。まだまだみかん星、いや未完成。 * 遠隔画像診断サービス 成功の
-
-
TeamViewer 遠隔画像診断への活用法
遠隔操作のメリット 「TeamViewer 無料の遠隔操作ソフト 」という記事を書きましたが、
-
-
青池嚢胞 Aoike’s cyst 再び (2)
また青池嚢胞を見かけました。 18歳男性。 主訴とは関係ないです。 腓骨遠位の前面の皮質
-
-
画像診断雑記に新しい症例を載せました / 「よくあるあれ?」
* 別サイトの画像診断雑記に新しい症例を載せました。⇒ 「よくあるあれ?」 こういうの。
-
-
横静脈洞内のクモ膜顆粒
クモ膜顆粒(くも膜顆粒、パッキオーニ小体、arachnoid granulation)とは静脈洞に突
-
-
臨床画像 2017年3月号 Q & Aでおさえる vascular imaging 最重要ポイント
こちらでバックナンバーが買えます(Fujisan.co.jp)臨床画像 2017年3月
- PREV
- アルジェリアで日本人殺害
- NEXT
- 望ましい顧客






