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医療崩壊の真実 / 勝又 健一

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勝又 健一
アスキー・メディアワークス 2009-10-09
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★★★★☆

民間の医師斡旋業者の「民間医局」の創業に参加して、現在医師採用に関する別会社を経営している医療コンサルタントが著者。

「真実」は見る立場によって変わるものなので、ちょっとうさんくさい題名だな、と思って読まなかったのですが、ブックオフで 108円だったものでつい・・・

「真実」と言われるとそうかな、と思う点はありますが、医療のことを知らない人に実情を知ってもらうのには非常に適しています。

医師でもなく、マスゴミ関係者でもない第三者の立場で書かれているからか、非常にまっとうな意見という感じです。

モンスターペイシャントに対する問題提起もなされており、産科たらいまわし問題についての正しい認識もなされています。

ばかなマスゴミ関係者(特に毎日、朝日)は一人残らず読め! それで日本がよくなるかも。

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病院はもうご臨終です / 仁科 桜子

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仁科 桜子

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このブログでも医療崩壊の著書をいくつか紹介していますが、この本は三十路の女外科医ドクターピノコ(大門●●子じゃないよ)がユーモアとペーソスをふんだんにきかせて書いたものです。

医療崩壊の原因は官僚とマスコミと国民の認識にあるわけですが、彼らが医師や病院に責任を転嫁しているのが問題ですね。

え、儲けすぎる開業医がいるのが悪い? 彼らは以前からいましたが、今の医療崩壊にはほとんど関係がありません。

今の医療崩壊はまじめにけなげに自己犠牲を強いてきた「勤務医」がついに支えきれなくなって起きているのです。

と、勤務医を辞めたワタシが書いているのだからホントウです。

詳しいことは本書を買って読んでください。

ユーモアもふんだんに効いており、自分自身をコケにしているところも面白いです。

最初の章でモンスター・ペイシャントを取り上げていますが、勢い余って患者以外をまな板に乗せているところが面白いです。

たとえばこんなところ⇒

余談だが、駅でミニスカートの女子高生がカバンでおしりを隠しながら階段を上っている光景をよく見かけるが、顔をみてビックリ、

「あんたのパンツは頼むから隠してくれ。というか、顔を隠してくれ! いや、いっそ神隠しに(略)」

と心の中で叫んでしまうことが何度かあったな・・・。

私もときどき思いますが、神隠しまでは言いません。そんなことしたら神様に恨まれてバチがあたるから。

まあ、前半は気楽に、後半は深刻に読めますので・・・

【関連記事】

偽善の医療 / 里見 清一
ニッポンの医療
「バカな患者!!」―医者からの警告

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ニッポンの医療

 またまた今週の「東洋経済」の特集がこれ・・・「ニッポンの医療」。

 今回は東北の被害が大きく、惨状に拍車をかけています。

 日本の医療を「先進国最低の医師数、先進国最低の医療費」にしたのは、もちろん厚生省官僚吉村仁(よしむらひとし)です。

 

 コトバンクによると、

1930-1986昭和時代後期の官僚。 昭和5年9月27日生まれ。厚生省にはいり,社会保険庁長官,保険局長,事務次官などを歴任する。厚生省主導の医療費削減策をうちだすなど,健康保険法改正につくした。昭和61年10月23日死去。56歳。広島県出身。東大卒。

 すでに死んでいるので誰も悪口は言わないが、吉村ひどし と呼ばせてもらっています。なにが仁だ。

 医療費削る前に役所のムダ遣いをなくしておれば、いまどき消費税も払わずにいい医療を受けられていたはずなのは、この前紹介した本で明らかにされています。

 大蔵官僚でなかった彼にはムリだったかもしれませんが、己の浅はかさをどう思っていたのでしょうか。

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医療崩壊

2011.3.6(日)


 一昨日にも書きましたが、日本の医療の先はまっ暗なのです。

 この先高齢者が増えるので自然に患者は増える、医療は日進月歩する、製薬会社は単価の高い薬にシフトする、でも政府は医療費は絶対増やさない、というわけで、結局のところ政府がとれる策は、保険制度を改革するか、病院の収入を減らすことしかありません。
 保険制度は絶対死守でしょうから、後者でしょうね。

 病院の収入が減ればどうなるか。

 削れるところは人件費くらいですから、50歳代の働かなくなった医師を解雇してその3人分くらい働く若い人を雇おうとするでしょう。
 50歳代になると会議も増えますし、診療そのものにかける時間は減りますし、当直も免除されたりして、若い医師の足手まといになっていくものです。
 若い医師の給料を 50才代の医師の6割とすれば、ロートルを1人若い医師1人に取り替えるだけで、コストパフォーマンスは5倍(3÷0.6=5)になります。
 定員が現在足りていない病院なら2人の50代を切って、3~9人の若い医師を入れたほうがはるかにいいわけです。
 外来患者数や入院患者数は医師の数にほぼ比例しますから。病院長としては当然そう考えるでしょう。

 そうなると 30歳代や 40歳代の医師が若い医師の教育も担当することになるので、よけいに過労気味になるわけですが。
 まるで韓国の企業のようですが、あちらは 30歳代になるとそろそろ「給料泥棒」と呼ばれるようになるので、まだましかもしれません。

 しかし、こんなことが行われると病院内には未熟な医師(20歳代)と過労で死にそうな医師(30、40歳代)しかいなくなり、医療事故が増えそうな気がします。
 でも政府と政府に踊らされたマスコミの責任ですよね。

 私は病院を辞めてから10年以上経ちますが、もう50歳代に踏み込みました。勤めていれば粛正の対象かも。
 クビを切られる前に病院勤務から足を洗ってよかったと思います。

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