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「知の衰退」からいかに脱出するか? / 大前研一

「知の衰退」からいかに脱出するか?

「知の衰退」からいかに脱出するか?

大前研一

光文社 2009-01-23

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2009年発売。

漢字の読めない総理、インターネットでレポートの答えが見つからないとあきらめる大学生、金融リテラシーが低いことを気にもとめない大人、おバカキャラで視聴率を稼ぐテレビなど、最近の「考えなくなった日本人」。

この「知の衰退」現象を大前研一が取り上げた一冊。

とにかく一億総白痴化計画(人類ポカン計画?)が完成しようとしている この時代をどうやったら抜け出せるか教えてくれます。

いや答えを教えてくれるのではなく、答えの導き方(=考える力の養い方)を教えてくれます。

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日本の高校生は最近1時間も自宅で学習しないそうですから、「知の衰退」は確実に進行しています。

2時間勉強したら確実にいい位置に行けるのになぜしないのか。

私はクラブ活動(バレーボール)やって帰宅してから5時間は勉強したけどなあ。

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つまり、いち早く現状を理解して人に先んじて手を打てばトップを走れるってことです。

そうやってあなたが成功することで、周りが目覚めます。

同じ位置、同じ視点から「みんなでがんばろうよ」と言っても、周りはもう白痴化しているので効果がない。

それよりも高い位置から「こちらにおいでよ」と言ってあげるのがいいわけです。

みんなで乗った カジもエンジンも壊れている大きな船(=政治家も官僚も腐っているこの国)が川を下っていくが、その先には大瀑布。

これを助けるには船を下りて川岸からロープを張って、安全な場所から できる限りたくさんの人をすくい上げるしかありません。

危険な場所に救い上げてもそれはありがた迷惑だからね。

早く「考えないでぬくぬく生きる」ことから脱して、「考えてどんどんレベルが上がっていく生活」に移行しましょう。

この書を読むと むかつくこともあるでしょうが、最後まで読み終えたときには「考えること」の大切さを身にしみて知り、「考えるため」の多数の Tips を手にしていることでしょう。

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新版が文庫で出ている(2011年発売)ようなのでこちらをお勧めします。

最後の1章が追加されています。

新版「知の衰退」からいかに脱出するか?―そうだ!僕はユニークな生き方をしよう!! (光文社知恵の森文庫)

新版「知の衰退」からいかに脱出するか?―そうだ!僕はユニークな生き方をしよう!! (光文社知恵の森文庫)

大前 研一

光文社

2011-02-09

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