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トンデモ怪書録物―僕はこんな奇妙な本を読んできた / 唐沢 俊一 唐沢 なをき

公開日: : 読書

トンデモ怪書録―僕はこんな奇妙な本を読んできた (光文社文庫) トンデモ怪書録―僕はこんな奇妙な本を読んできた (光文社文庫)

唐沢 俊一 唐沢 なをき

光文社 1999-09

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★★★☆☆

カラサワ堂(唐沢兄弟)の本。いつものように、文章は兄、イラストは弟。

活字中毒の兄が、奇々怪々な蔵書を披露する、というこの人たちらしい企画。

いわゆる「トンデモ」本ばかりが紹介されています。

「カブトムシの幼虫はうまいと言われているが、食べてみるとまずかった」というような本とか、異常性愛(「臨床的獣姦学入門」、「ホモタイム」など)に関する本とか。

パソコンの本も紹介されています。サポートに電話してくる客の言動がナイス。

  1. マウスを転がしていると足りなくなったので、大きな机を買った
  2. マウスが上下左右に動く(逆さまに持っていた)
  3. モニタ画面に紙を押しつけなぞってプリントしようとしたができない
  4. ハードディスクが壊れて「ヘッドが悪いでんしょうね」と係に言われ、自分の頭のことだと勘違いしてキレた
  5. 「パソコンの環境を変えて試してください」と言われ、部屋の模様替えをしちゃった
  6. 3Dソフトで立体図を書くときにマウスを空中で振り回した
  7. スクリーンセーバーで「NEC」の文字が動いているのを見て、サポートに電話・・・「NECが一人歩きしているんです!」

まあ、こんな本を読むのはこの人(とアラマタ)くらいで、この人はこれで文章を書いて稼いでいるのでいいのですが、我々はマネしないでおきましょうね。

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