橘玲の中国私論—世界投資見聞録
公開日:
:
読書
★★★☆☆
以前の記事「言ってはいけない中国の真実 (新潮文庫) / 橘 玲 」で紹介しましたが、今回紹介する本に第13章を書き下ろしで加えたものが『言ってはいけない中国の真実 (新潮文庫) / 橘 玲 』なんです。
2015年に上梓されています。
この本は文庫でなく A5 版なので文字も大きく、最初のカラー写真も豊富で、それが目当てでブックオフで入手(200円)。
以前にも書きましたが、中国が絶対に民主化できない理由が目からウロコ。
王朝がどうして同じように勃興し同じように滅亡するのかの理由もすべて人口の多さに起因するってのも卓見ですね。
まあ、橘サン個人の意見ではないですが、卓見を選び出す眼力はさすがです。
古本屋で見かけたときは巻頭の「中国10大鬼城観光」だけでも立ち読みしてください。
どうして中国国内にこんなバカバカしい鬼城(新築の廃墟)ができるのかそのわけは本文を読まないといけませんが。
関連記事
###
関連記事
-
-
斑鳩宮始末記 / 黒岩重吾
斑鳩宮始末記 斑鳩宮始末記 (文春文庫) 黒岩 重吾 by G
-
-
今日からFIRE! おけいどん式 40代でも遅くない退職準備&資産形成術 / 桶井 道
まだ読み始めたばかりです。 いわゆる FIRE 本で、FIRE とは「経済的自由を獲得
-
-
せめて25歳で知りたかった投資の授業/ 三田紀房&ファイナンシャルアカデミー
★★★☆☆ 『ドラゴン桜』、『アルキメデスの大戦』などの作者である三田紀房さんは、投資マン
-
-
金持ちになるための濃ゆい理論 / 上念 司 (2)
★★★☆☆ 前回の記事「金持ちになるための濃ゆい理論 / 上念 司 (1)」の続きです
-
-
だれが中国をつくったか 負け惜しみの歴史観 (PHP新書) / 岡田英弘
だれが中国をつくったか 負け惜しみの歴史観 (PHP新書) 岡田 英弘
-
-
「アベノミクス亡国論」のウソ 投資シミュレーションで読み解く「復活」の根拠 / 上念司
「アベノミクス亡国論」のウソ 投資シミュレーションで読み解く「復活」の根拠 (知
-
-
中国の民話 / 村山 孚
中国の民話 (徳間文庫) 村山 孚 徳間書店 1989-01 売り上げランキン
-
-
情報系 これがニュースだ / 日垣 隆
情報系 これがニュースだ (文春文庫) 日垣 隆 文藝春秋 2001-03 売
-
-
頭のいい人がしている究極の手帳術 / 三谷 樹
頭のいい人がしている究極の手帳術―スケジューリング、ひらめき・アイディア、何
-
-
東大・中大・東薬大・早大・慶大生が稼ぐ!やさしいFX投資入門 / 学生投資団体SGT
★☆☆☆☆ 東大・中大・東薬大・早大・慶大生から成る学生投資団体の本ですが、この投資集