*

関節のMRIは GE(FE)が基本

公開日: : 画像診断

最近のMRIで関節(膝・肘・肩・股・手・足)の撮像のとき、やたらめったら 脂肪抑制T2WI FSE で3方向撮る技師さんが多くて困っています。

脂肪抑制T2WI FSE が好きすぎるのです。画質がよいからかな。でも異常が見えにくいんですよね。

一例を挙げます。


上が 脂肪抑制T2WI FSE 、下が T2WI GE(FE)です。

FSE は fast spin echo、GE(FE)は gradient echo(field echo)ですね。

脂肪抑制T2WI FSE では半月板、腱板、関節唇などの信号が真っ黒に近くなり、異常を示す微細な信号上昇が非常に見えにくいのです。

上の2つの画像でも、下で見られる内側半月板の傷害が 上ではほとんどわかりませんよね。

大昔からの真理ですが、たいていの関節のMRIは GE(FE)が基本です。

「3方向ともGEで撮って、脂肪抑制T2WI FSE はおまけの感覚で1-2方向追加する」くらいの感覚でいいのではと思います。

あと、骨髄疾患(骨転移含む)の評価が必要なときに、脂肪抑制しない普通の T1WI(SE)を撮らない技師さんが多いのが悩みの種ですね。

関連記事

腰椎の圧迫骨折には T1強調画像を

###

 

関連記事

Philips SpeechMike LFH5276

* ヤフオクでオフィスワールド( officeworldoa )という業者さんから入手。

記事を読む

これから遠隔画像診断を始める人のために ビデオ

ビデオ⇒ これから遠隔画像診断を始める人のために アップロード日: 2010/09/28

記事を読む

珍しい腱板断裂

肩の MRI は毎日数例所見をつけます。 放射線科医の中では多いほうかと思います。

記事を読む

no image

ひどい遠隔画像診断システム

 P■■社(イーサイトでもドクターネットでも医知悟でもありません)の遠隔画像診断端末が高槻

記事を読む

画像診断雑記更新す

* * * 画像診断雑記、7例目をアップしました。 興味がある人はどうぞ。 * * *

記事を読む

放射線科常勤医を雇うには

放射線科診断医の雇い方  上記について、久々に遠隔画像診断ブログを更新しました。 http:

記事を読む

個人ベースの遠隔画像診断[2] / 専用システムを使う場合

「個人ベースの遠隔画像診断」という記事で、 お金のかからない遠隔画像診断法をご紹介しました。

記事を読む

これから遠隔画像診断を始める人のために

2010.12.18    本日、大阪で行われたイーサイトヘルスケア社主催のクラウド型遠隔画

記事を読む

i-Stroke

i-Stroke  フジフィルムが i-Stroke という急性期脳血管障害の患者の画像を診断

記事を読む

変なリンパ節転移 直腸癌術後

直腸の右に変な腫瘤 3年ちょっと前に直腸癌(Rs)を手術し、その1年後に、吻合部より尾側の

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です

尾形月光 第1巻&第2巻

Etsy.com で、尾形月耕の版画集のデジタルダウンロー

MetaのAI

Meta も AI を提供していて Meta AI と言います(そのま

吉田博作 日本の木版画 132枚セット

吉田博の木版画132枚セットを844円でゲット Etsyで「

祭りと生殖行動

星野之宣や諸星大二郎のマンガにもよく取り上げられていますが、文化人類学

iiyama WQHD モニター ディスプレイ 31.5インチ ProLite XB3270QSU-B1 注文

壊れたモニタの代わりにアマゾンで、「iiyama WQHD モニター

→もっと見る

  • 2026年10月
    月 火 水 木 金 土 日
     1234
    567891011
    12131415161718
    19202122232425
    262728293031  
  • アクセスカウンター
PAGE TOP ↑