クラウド型と非クラウド型の違い(遠隔画像診断システム)
公開日:
:
最終更新日:2014/06/02
画像診断
一応比較のために挙げておきます。
*
クラウド型(イーサイトなど) |
非クラウド型(従来型) |
|
読影端末の初期費用 |
ほぼ不要(自己所有のパソコン) |
専用のものが必要(数十万円くらい) |
読影端末の増設費用 |
ほぼ不要 |
必要(数十万円くらい) |
読影端末の増設にかかる時間 |
ほぼ不要(ID、PW発行のみ) |
必要(数日単位) |
必要な回線 |
通常のインターネット(固定IPなし) |
インターネット(固定IP必要な場合あり) |
読影端末のメンテ料 |
無料 |
有料(毎月:数万円以内) |
端末バージョンアップ |
不要 |
必要(遠隔、出張) |
システム全体のバージョンアップ費用 |
不要 |
必要(システム更新時:数百万円~数億円) |
端末へのファイル転送 |
なし |
あり |
端末に残ったファイルの削除 |
残らないので不要 |
必要(自動、手動) |
*
どちらが経営的に有利か、相当のおばかさんでもわかりますね。
イーサイトのシステムについてはこちら⇒遠隔読影の概要 – イーサイトヘルスケア株式会社
###
関連記事
-
-
遠隔画像診断の起業:盲点あれこれ
よく若い医師から遠隔画像診断の起業について訊かれます。 会社にするか個人事業主でいくか 会社
-
-
脳・脊髄の連想画像診断−画像に見えないものを診る / 森 墾
脳・脊髄の連想画像診断−画像に見えないものを診る 森 墾 メジカルビュ
-
-
拙稿「遠隔画像診断サービス 成功の秘訣」 に誤植がありました
* Rad Fan 2013年1月号 に載った拙稿 「遠隔画像診断サービス 成功の秘訣 」ですが、
-
-
だめな画像診断システム
ま、だめな条件はいっぱいあるのですが、私が重視しているのは 「過去の画像が検索することなしにすぐ
-
-
大きくしないという選択
組織を必要以上に大きくしない 現在、テラークでは顧客病院さんの募集を止めています。 昔からの
-
-
ひどい遠隔画像診断システム
P■■社(イーサイトでもドクターネットでも医知悟でもありません)の遠隔画像診断端末が高槻
-
-
青池嚢胞 Aoike’s cyst 再び (2)
また青池嚢胞を見かけました。 18歳男性。 主訴とは関係ないです。 腓骨遠位の前面の皮質
- PREV
- 現在書いている原稿の一部(下書きその1)
- NEXT
- Ubuntu(Linux)で知子の情報を動かす