オーディオという趣味・・・沼にハマらないために
公開日:
:
最終更新日:2022/05/17
オーディオ
昔流行った趣味でオーディオというのがありました。
最初はモノラル再生で、スピーカーは1つでしたが、そのうちステレオという2本のスピーカーを左右に置いて再生する方法が主になりました。
いろんなジャンル、いろんな楽器構成の音楽を いろんな方法で録音して いろんなミキシングを施された音源を、決まったスピーカー、決まったオーディオ装置、決まった部屋、決まった聴取位置で聴くわけです。
そのため、いつも同じクオリティの音楽を聴けるわけがありません。
しかし、どのディスク(音源)をかけても同じくらいのクォリティの音が聴けないと、不満を感じる人がいるのです。
やれスピーカーを変えたり、ケーブルを変えたり、電源タップを変えたり、部屋の吸音材を変えたり・・・いろんなお金のかかることをやって少し良くなれば満足したり。でも今度はまた別のディスクをかけたら不満がでて・・・
プライスレスの幸せとは真逆の、エンドレスの不幸せなんですね。
いつも同じクオリティの音楽を聴けるわけがないという当たり前のことに気づかないと沼にハマるのです。
*
1枚しか聴かないという厳しい条件をつければ、スピーカーやアンプやネットワーク、プレーヤー、ケーブル、電源などを変えていくことでやがて最適解にたどりつくかもしれません。
でも別のディスクをうまく再生できるとは限らないのです。
つまり、他の人にとっては最良ではなく、ひょっとしたら最悪のシステムかもしれないんですね。
違うジャンルの好きな人の部屋に行ってご自慢のオーディオで聴かせてもらっても、「これだけお金をかけてもこれがベストかい?」と思ったりするのは、このあたりが原因でしょう。
*
私はスピーカーを複数台切り替え装置に繋いで、ディスク毎にもっとも相性のいいスピーカーで聴くことにしています。
もちろんベストの音質ではありませんが、そこそこ満足のいく結果が毎回得られます(というかそれで無理やり自分を納得させているわけです)。
関連記事
###
関連記事
-
-
DAC内蔵デジタルパワーアンプ DF13A(2) USB給電のヒミツ
DigiFi Crafts USB DAC内蔵デジタルパワーアンプ アクリルカバ
-
-
CDプレーヤー考(3) CIRC の回避
通常の音楽CD再生[/caption] 音楽CD の弱点 音楽CDはCD-DA という
-
-
3ウェイスピーカーの致命的欠点
高音は直進性がありますが、低音は球面波に近い広がり方をします。 低音の音圧は距離の2乗に反比例
-
-
SA-50G-EX 音質
SA-50G-EX 50W+50WTDA7492デジタルアンプ(琥珀)電源付 商品番号 S
-
-
ラックスマン製デジタルアンプLXA-OT3 / Stereo
stereo (ステレオ) 2014年 1月号 音楽之友社 2013-12-1
-
-
DV-610AV 音質 140万円
Pioneer DV-610AV-S(シルバー) 多地域対応型 プレミアム
-
-
FX-AUDIO- FX-50 デジタルアンプ注文
「STAY HOME応援キャンペーン」という NFJ さんの釣り文句にひっかかって、FX-AUDIO
-
-
ハードディスクトランスポートというオーディオ機器
PCM-S1[/caption] 連休中古い雑誌の整理をしていたら変な記
-
-
オルトフォン コンコルド 105
NFJ 製 『UPA-152J MkII』 USB接続バスパワー駆動アンプ に オルトフォン
-
-
デジタルアンプ AMP-03 V2silver
AMP-03 V2[/caption] 昨日入手したデジタルアンプ AMP-03