太平洋側メタンハイドレートからの天然ガス生産試験に成功
⇒ メタンハイドレート採掘に成功(産経新聞)
今月12日の経済産業省が発表したこのニュース。
メタンハイドレートはプランクトンなどの死骸が長期間海底に蓄積してできた、メタンを含む化合物。
低温の海底では氷状になっているので、「燃える氷」とも呼ばれています。
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今回は太平洋側で採掘し、メタンガスを生産できたのこと。
問題は輸入 LPG の3倍のコストがかかったということ。
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青山さんによると、これは採掘コストの安い日本海側での採掘を石油会社が阻止していることが大きいとのこと。
日本海側の方が海水温が低いので、より浅いところから採掘できるためにコストははるかに安いのです。
石油会社にとっては安いエネルギーが出てくると自分たちの商品が売れなくなるから、必死に妨害する。
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かつて世界が石炭から石油に移行した(中国はまだ移行していませんが)ときに、石炭を扱っていた会社は石油に手を出さずに なすすべなく どんどん潰れていきました。
それほど構造変革 というか 会社の経営陣の意識改革は難しい(業界は違うがパナソニックの苦戦もこのため)。
日本の石油会社も 石油をやめずにメタンハイドレート採掘にも乗り出すという二面作戦をすればいいのに、アメリカの石油メジャーからいやがらせをされるのが怖くて 手を出せないのでしょうね。
アメリカのメジャーなどは しっかりシェールガスも手がけているのですが、将来余った石油を売り続けられる日本の石油会社をバカのまま確保しておきたいので、あれこれと圧力をかけてくるのでしょう。
ということで、結局は日本国民が世界で一番高いエネルギーを買わされるってこと。
日本の政府に訴えてもだめです。あちらの手先なので。
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