オーディオ総合雑誌と名乗っている「無線と実験」という月刊誌があります。
「無線と実験」なのに無線の話は載っていませんし、科学的な実験を行っているわけでもありません。
なぜかページの半分近くが、オーディオアンプの製作記事で、しかも真空管アンプが多い。
「こんな雑誌、誰が買うねん」、と思いながら昔は買ってました。
今も立ち読みはしていますが、技術に強い執筆陣が新しいメーカー製品などをテストしているのがそこそこ役に立つからです。
*
2003年ごろのバックナンバーを読んでいると、ダイヤトーンの佐伯多門先生のアカデミックなスピーカーの連載記事のあとに、影山式フラットスピーカーの記事(著は景山朋氏の息子の影山功氏)がありました。
メーカーの技術者と市井の発明家との実力差、資金差がしのばれておもしろいです。
「日本はサラリーマンがノーベル賞をとれる国」とよく言われますが、メーカーの資金力は個人はもちろん、へたな大学などよりはるかに上ですから。いい会社に入ればすごい研究もできます。
*
しかし、影山式フラットスピーカーはその後どうなったのでしょう。
よく似た古山式スピーカーは FAL というブランドで今も売っていますが。
これらのフラットスピーカーは長方形の振動板を使っているので、私は食指が動きません。なぜ正方形でないのか。
フラットスピーカーでは正方形の SONY のやつが理論的にも優れていると思います。音も一度聴いたことがあるだけですが、まあまあよかったし。
まあ普通に考えると、スピーカーは平板よりくぼんでいる(コーン)ほうが空気をよくグリップできるので能率の面では有利なはずですけどね(ソレヲ イッタラ オシマイ ヨン)。
###





