日別アーカイブ: 2022年12月2日

A-A’/ 萩尾望都


★★★★☆

これも萩尾望都大センセイの SF短編集。とくに「一角獣種」をテーマにした作品を集めています。

一角獣種とは未来に遺伝子操作で作られた人類で、特別な能力がある代わりに自閉症的性格を有するという特徴があります。

この本の多くの作品は一角獣種のヒロイン(一部男性?)とそれに惹かれる男の変わった愛の悲喜交々を描いています。それ以外のテーマの作品もあります。

*

この本も昔に読んだことがあり(「きみは美しい瞳」だけ読んだ記憶がないのですが)、今回 30年以上ぶりに読むことができました。

萩尾望都の凄さに改めて感動いたしました。最近 SFを活字で読めなくなっているので、こういう SF漫画作品には点が甘くなっているきらいはありますが、それを差し引いてもすごい作品たちです。

「ユニコーンの夢」、「6月の声」は 1972-74年の作品なので、ほかの 1980年代のものとは絵柄が違います。竹宮惠子風のやさしいタッチで、これも懐かしい。

収録作品

  1. A-A’
  2. 4/4 カトルカース
  3. X+Y 〈前編〉
  4. X+Y 〈後編〉
  5. ー一角獣ー ユニコーンの夢
  6. 6月の声
  7. きみは美しい瞳

関連記事

11人いる! (小学館文庫 はA1) / 萩尾望都

###