[FX] Waddah_Attar_Explosion
公開日:
:
最終更新日:2019/12/28
マネー
Waddah_Attar_Explosion というインジケーターがあります。
ワダー・アッターさんにより作られたインジです。
ダウンロード⇒ Waddah_Attar_Explosion.mq4 ダウンロード
ソースを読むと、MACD とボリンジャーバンドから計算された値のようです。
- 緑のバーの長さは上昇トレンドの強さを示す
- 赤のバーの長さは下降トレンドの強さを示す
- 茶色の線はボリンジャーバンドの上下のラインの幅に比例する
ロングエントリのサインは
- 緑のバーが上昇
- 緑のバーが茶色の線を上抜ける
- 茶色の線が青色の点線の上にある(青は小さすぎてほとんど見えない)
ショートエントリは緑が赤に変わるだけ。
- 赤のバーが上昇
- 赤のバーが茶色の線を上抜ける
- 茶色の線が青色の点線の上にある(青は小さすぎてほとんど見えない)
GBRUSD 5分足
- メインウィンドゥはボリンジャーバンド(21区間、2σ)
- サブウィンドゥ1は RVI(5区間;利益確定の目安に使います)
- サブウィンドゥ2はオーサムオシレーター
- サブウィンドゥ3に Waddah_Attar_Explosion(WAE)
を表示してあります。
オーサムが上昇している期間は WAE が緑に、下降している期間は WAE が赤になる期間にほぼ一致し、両者が一致しないときはトレンドレスなときに該当するようです。
オーサムは2本の単純移動平均線の差です。
WAE の計算のもととなる MACD も2本の指数平滑移動平均線の差(種類と期間が異なるだけ)なので、似てくるのは当たり前だと思います。
WAE はさらに2つの MACD どうしの差(1区間前の値を引く、つまり差分)をとっているので、「価格の加速度」を見ているとも言えそうです。オーサムも1区間ずらして差分をとれば WAE ともっと似てくると思います。
WAE で面白いのは茶色の線を突き抜ける現象(これが Explosion=爆発)が目安になる点ですね。MACD の差分とボリンジャーの幅という数学的次元の異なる数量を比べるという発想がキテレツすぎます。
エントリのトリガーに使えて非常に明確なのがいいです。ただ、しょっちゅう爆発しているようで、慣れというか裁量が必要かもしれません。
スキャルピングに使っている人がいるそうな(Waddah_Attar_Scalping という別のインジケーターもありますが、そちらは Explosion の要素がなく、やや使いにくいです)。
面白いのでちょっと遊んでみます。
追記
仕事中にちょこちょこスキャルピング(5分足)してみました。
140円の損失はもたついてきたので見切りをつけました。
317円の損失のところは少しストップが浅すぎて、かかった直後に反転していきました。ほんとはプラスだったのに。
690円の損失のところはちょっと目を話したすきに反転したので手動で手仕舞い。その1分後にドテンしたので 328円は取り返せました。
ポンドがらみは上下動が激しくて怖いのですが、これがあると結構勝てるかも?
関連記事
[FX] Waddah_Attar_Explosion の仕組み
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