医者しか知らない危険な話 / 中原英臣 富家孝

医者しか知らない危険な話 (文春文庫PLUS) 医者しか知らない危険な話 (文春文庫PLUS)

中原 英臣 富家 孝

文藝春秋 2001-03

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★★★☆☆(内容はいいが、ちょっと古いので)

現在入手困難。ブックオフでどうぞ。

マスコミが書かないので医者が書いてしまった、という日本の医療の問題点がまな板に上がっています。

スギは大昔から日本にあるのに、スギ花粉症が最近になって現れたのはなぜ?

とか、飲料水や魚の発癌物質による汚染の問題、無駄な延命治療に費やされる巨額の医療費、当時乳房を丸ごと取ってしまっていた乳ガン治療、抗生剤を使わなければ起きない MRSA院内感染などの問題を快刀乱麻の筆が切っていきます。

*

厚労省の引き起こした薬害問題、厚労省が邪魔をする脳死移植など、厚労省のウソと本音を厚生省発表の統計から見抜いていきます。

このあたりが理系の文章であって、矛盾が生じれば前提を疑うというごく基本的な姿勢が見てとれます。

この前のモロ文系さんの書いた「理系思考」なる本で見られる、国の発表した統計をうのみに虚構を作り上げる非理系的な態度とは真逆ですね。

*

ほかにも「サッカーは子供の体に悪い」、「電磁波の恐怖」、「人間ドックは病気をつくる」、「ゴルフは突然死を招く」など 常識的(世間の人には非常識?)なことが書いてあります。

健康でいたい人は一度目を通されるといいと思います。

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