気づいた人はうまくいく!―ビジネス・チャンスの見つけ方57 / 阪本 啓一
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読書
気づいた人はうまくいく!―ビジネス・チャンスの見つけ方57
阪本 啓一 日本経済新聞出版社 2008-05 売り上げランキング : 427050 by G-Tools |
★★★☆☆
ブランディング・コンサルタントと名乗って活躍されている 阪本 啓一 さんの本。
「カタチのあるものはカタチのないもので売る。カタチのないものはカタチのあるもので売る」 p23
品物には来歴、製法の秘密とか裏話などをつければ売れる。
差別化するのに、商品を補填するものをくっつけるということです。
「歯医者でさえ居心地のいい空間を売っている」 p36
スタバのまねですね。
特に経験にお金を払うことに抵抗の少ない女性には効果的。
「不満、不便、不安がビジネスチャンスのもととなる」 p51
利用者のニーズを考えるということです。
もう起業ししているのならお客様の声を集めることですね。
「立地条件が悪いなら別の攻め方がある」 p148
隠れ家的な存在になるということです。
一見さんを常連客にすることに集中するわけです。
「効率を追求するとサービスの質が低下する」 p159
無味乾燥なマニュアル化は怖いです。
「ビジネス2.0」 p170
地域、社員、地域社会を大切にするビジネスをこう呼ぼうという提案。
会社の成功尺度はみんなのハッピー度で決める。
*
などなど雑多な印象で、特にまとまった本ではないのですが、いろいろ考えさせられる本だと思います。
ただ、具体的な応用法などは自分で考える必要があります。
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