地面がなくても野菜が育つ魔法のフィルム
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最終更新日:2014/08/05
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「土」が不要になるフィルム
日本のメビオール株式会社という会社が画期的なフィルムを開発しました。
TV でも時々取り上げられているので、ご存じの人も多いかな。
植物を育てるのに必要不可欠なものは、光合成の原料の光・水とそれから根をはるための土。
このうち「土」が不要になるフィルムを開発したのです。
このフィルムは、原料にハイドロゲルを使っており、水分を保持するので、根の部分が乾くことがない。
分子を通さないシートの上にこのフィルムを重ね、この間の空間に種をまけば土の要らない農業が可能。
つまり、放射能や化学物質で汚染された土地の上でも安全な作物が育つのです。
砂漠でも耕作が可能。
浮くしかけに乗せれば海の上でも土なしに野菜がとれます。ウォータワールドの世界の人に教えてあげたい?
当然宇宙空間や月面基地、スペースコロニーでも(保温は必要ですが)。
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このフィルムは水分を通さないわけではなく、水分やそれに溶けた分子は通すが、菌体は通さないというフィルタの役目もするそうです。
病気になりにくいので農薬を減らせるのです。
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この農法、水と光は必要です。
上からフィルムごしに水を滲透させてもいいのですが、蒸発してしまう分がもったいないので、フィルムの下に直接必要な水分を供給する仕組み(補給用パイプなど)が必要です。
すでにこれを使って中東の砂漠でハウス栽培の実験を始めているとか。
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畑を耕したり、雑草を抜いたりの力仕事から解放されるわけで、誰でも農業ができてしまう魔法のフィルム。
これがあればイモ発電の効率がさらに上がりますね。
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