集団的自衛権は平和憲法違反?
公開日:
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最終更新日:2015/08/14
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うちは平和家訓があるから強盗に入られない?
以前も書きましたが・・・
「日本は平和憲法に守られているから侵略されない」とか「平和憲法があるから自衛隊は要らない」とか言う人がいますが、そう唱える人は自宅に鍵をかけないんですか?
「我が家は憲法九条を手本とした平和家訓があるので、夜寝るときに鍵をかけません。
強盗に入られても刃物なんかで抵抗しません。
警察も嫌いなので、警察を呼んだりしません」
と書いた張り紙を自宅の玄関に貼ってみなさい。
どうなるか、早ければ今晩あたりよくわかるでしょう(本当にやってどうなっても私は責任を負いませんが)。
日本に住んでいる人が信用できないのに中国人を信じるんですか?
こんな張り紙なんか怖くて貼れないくせに「日本は平和憲法に守られているから侵略されない」という人は、銃砲や刃物の所持さえ禁じられている近所の日本国の住人を信用できないくせに、核ミサイルまで完備した隣の国の人々は善良なのでゼッタイに攻めてこないと思っているわけですよね。
根拠はどこにあるんですか?
憲法は日本の政府が守らなくてはいけないが、他国の政府が守る必要がない(守るわけがない)
日本国憲法は日本国民が日本政府に履行を迫るものですから、日本国政府以外にはなんの効力もありません。
日本以外の国の政府にはこんなもの守る義務は全くありません。
彼らにとってはしょせんは他国の法律です。気にもかけていません。というか内容見たらあきれてバカにするでしょうね(内容をよく読んで利用しているというほうが正解)。
だから自衛隊は必要です。
スイスだって永世中立国ですが、国軍を持っています。兵役もあります。武器も輸出しています。もちろん自国の戦争(侵略戦争含む)は放棄していません。
それに、集団的自衛権の精神を否定したら国連軍ってそもそも成立しませんよ。
オバマのやる気
オバマの圧力で、集団的自衛権を設定しなくてはいけなくなりましたが、そもそもの発端は中国。
言わずもがなのチベットはおいておいても、最近では アメリカの基地を追い出した途端に中国に南沙諸島を盗られたフィリピンの例があり、危機感をつのらせたオバマはこれ以上看過できないと思っています。
そのためにあのキューバと国交を回復してまで第二のキューバ危機(中国が核ミサイルをキューバに持ち込む)を回避したわけですから。
つまり、オバマは本気です。
この本気を無視した韓国は相当の怒りを買っていると思われます。
今回は憲法改正ではなく憲法違反ということで問題になっていますが、その憲法を作ったのも実際はアメリカなんですけど。
現実的な国防のためには「非現実的な憲法」がそろそろ邪魔になりつつあるわけです。
戦争防止には全く役に立たない憲法はちょっと脇においておいて、それよりも戦争防止効果の高い新たな国家間協定を作ろうという話です。
いずれは憲法も「侵略戦争は放棄」の精神だけ残して、必要なところは改正すべきでしょう。
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