住んでみたドイツ 8勝2敗で日本の勝ち (講談社+α新書) / 川口 マーン 惠美
公開日:
:
読書

川口 マーン 惠美
講談社 2013-08-21
売り上げランキング : 12945
Amazonで詳しく見る by G-Tools
★★★☆☆(まずまず面白い)
8勝2敗って、別に 10回勝負しているわけではなく、ドイツで暮らすことの不便さを訴えておられます。
- 第1章 日本の尖閣諸島、ドイツのアルザス地方
- 第2章 日本のフクシマ、ドイツの脱原発
- 第3章 休暇がストレスのドイツ人、有給をとらない日本人
- 第4章 ホームレスが岩波新書を読む日本、チャンスは二度だけのドイツ
- 第5章 不便を愛するドイツ、サービス大国の日本
など、三橋貴明ならこれだけのネタで 5冊書いてしまいそうなバラエティ豊かな題材です。
え、上念司なら最低 8冊? ガンダム漫才を加えれば 10冊はカタい?
最後の授業
アルフォンス・ドーデの「最後の授業」の舞台のアルザス地方の話が第1章ででてきます。
アルザス地方はドイツとフランスの国境にあたり、両国の力関係いかんによって、ドイツ領になったりフランス領になったりしたことで有名ですね。
この小説は、普仏戦争でフランスが負けたためアルザスではフランス語は教えてはいけないことになったため、フランス語の先生が粛々と最後の授業をするという話。
でもアルザス地方ではドイツ方言のアルザス語が(フランス領になったときでも)ずっと一貫して話されており、フランス語を学校で教えたのは外国語として教えられていたのです、と本書に書いてあります。
ちょっと印象が変わりますよね。
ドイツの脱原発
ドイツの脱原発は有名ですが、まだ一度も完全に脱原発したことがあるわけではありません。
メルケルもころころ立場を変えているのが、一筋縄ではいかない問題であることを示しています。
チャンスは二度だけのドイツ
なんのチャンスかというと大学の入学試験は二度しか受けられないってことです。
三度目はなし、というのは少しやりすぎでしょうか。まあいさぎよくていいかも。
二度試験に落ちると、職人になるのは年齢がいきすぎているために、店のおやじか政治家にしかなれないそうです。
技術大国ドイツに例外あり
ドイツ鉄道は暑くても寒くても壊れ、技術はない、と。
ドイツ鉄道にはサービスもないそうです。
というかドイツではほとんどの職種にサービス精神がない。
たいていの店は夕方に閉まってしまい、日曜も開いている店はない。
それに比べると、日本は天国ということです。
確かに、日本に来た外国人は 夜中まで買い物したり女性だけでも朝まで飲み明かせることにすごい感動するようですもんね。
###
]]>関連記事
-
-
金持ちになる方法はあるけれど、金持ちになって君はどうするの? / 堀江貴文
金持ちになる方法はあるけれど、金持ちになって君はどうするの? 堀江貴文 西原理恵子
-
-
日本経済を滅ぼす「高学歴社員」という病 (PHP文庫) / 上念 司
日本経済を滅ぼす「高学歴社員」という病 (PHP文庫) 上念 司 PHP研究所
-
-
これ1冊でLLP・LLCがつくれる本
これ1冊でLLP・LLCがつくれる本 山田 順一朗 光嶋 卓也 有限責任事業組合
-
-
メガクロス / 星野 之宣
メガクロス 上 (MF文庫 9-24) 星野 之宣 メディアファクトリー 20
-
-
脳・脊髄の連想画像診断−画像に見えないものを診る / 森 墾
脳・脊髄の連想画像診断−画像に見えないものを診る 森 墾 メジカルビュ
-
-
トレード技術ではなく、仕組みで稼ぐ 網掛けFX / 浜本学泰
★★★☆☆ 網掛けFX というのはグリッドとも呼ばれる手法で、ある値幅の帯域に任意の間隔で
-
-
趣味は読書。 (ちくま文庫) / 斎藤 美奈子
趣味は読書。 (ちくま文庫) 斎藤 美奈子 筑摩書房 2007-04 売り上げラ
-
-
ハッカー・ハンドブック―インターネット時代のセキュリティー / Dr.K 尾子洋一郎
ハッカー・ハンドブック―インターネット時代のセキュリティー Dr.K 尾子 洋
-
-
“普通の人"だから勝てる エナフン流株式投資術 / 奥山月仁 (2)
★★★★☆ 昨日の記事「“普通の人"だから勝てる エナフン流株式投資術 / 奥山月仁」の続
-
-
クール・ジャパン!? 外国人が見たニッポン (講談社現代新書) / 鴻上尚史
クール・ジャパン!? 外国人が見たニッポン (講談社現代新書) 鴻






