経済で読み解く明治維新 江戸の発展と維新成功の謎を「経済の掟」で解明する / 上念 司
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読書
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経済で読み解く明治維新 江戸の発展と維新成功の謎を「経済の掟」で解明する 上念 司 ベストセラーズ 2016-04-09 売り上げランキング : 2019 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
★★★★☆(目からウロコ~)
教科書によると、江戸時代の日本は虐げられた多数の農民が貧困にあえいでいたようですが、この本を読むと全然違うじゃん、ということに気づかされます。
江戸末期に貧困にあえいでいたのは、幕府と大名たちだったそうですよ、みなさん。
なぜかはこの本にきっちり書いてあります。
逆に、農民や町人、商人たちは世界最強の「資本主義」の国を作っていたそうです。
幕府と大名が貧困になったのは金銀本位制と米本位制が原因であり、輪をかけてアホだった徳川吉宗、松平定信、水野忠邦らが行った改悪のためにさらにデフレが進行して貧困度が増したのです。
つまり、この本は江戸時代のマクロ経済を現在の経済理論で読み解く、という画期的な手法の書です。
ただし、書名に書いてある「明治維新」の話は全くなく、江戸時代の話で終わっています。
明治維新の話は次の『経済で読み解く大東亜戦争』で語られていますので、そちらをお読みください。
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