ゴーンの初期変化群 Ghon’s complex
公開日:
:
画像診断
ゴーンが出廷したとのニュースが街を賑わした昨日、セカンドオピニオンの患者さんが持ってきた胸部レントゲンと CT を見ていて、「Ghon’s complex」があったので説明するとウケた。

ご存じない人のために説明しますが、Ghon’s complex とは一次結核(結核の初感染)の治癒像としての肺野の結節(=肉芽腫)とそれからリンパ行性に結核菌が到達した同側肺門のリンパ節腫大の組み合わせを言います。
治癒後は石灰化(カルシウム沈着)が高率に起きます。
カルロス・ゴーンならぬ カルシウム・ゴーンなのだ。^^
どっちが日産で、どっちがルノーかは知らないケド。
###
関連記事
-
-
地方の中核病院の画像診断における医療崩壊
以前の記事(⇒ 画像診断管理加算バブルの崩壊の影響(2) 地方の中核病院の場合)では、
-
-
クラウド型遠隔画像診断セミナー
2011.02.28(月曜日) 昨年12月18日大阪で行われたイーサイトヘルスケア社主催のク
-
-
遠隔画像診断の起業 / 営業について
遠隔画像診断の起業については簡単な HP を作ったりしていますが、そこでは大事な「営業」について
-
-
くも膜下腔と硬膜下腔
所見をつけたら質問が来ました。 上のような症例で「硬膜下腔に液貯留あり」と書いたら、「脳
-
-
放射線科医の定年退職
* 診断をやっている放射線科医の話ですけど、ぼちぼち定年退職される方も多いでしょう。 でも一
-
-
臨床画像 2021年12月増刊号 Vol.37 No.14 「これだけは見逃したくない重要救急病態の画像診断」
「臨床画像」という雑誌の 2021年12月増刊号です。 広告を除くと 100ページあり
-
-
読影レポートの重要性 / CT,MRI を有する単科のクリニックの場合
久しぶりに遠隔画像診断の話ですが、最近2施設ほど顧客の医院が増えました、 どちらも脳外科の単科
-
-
ReadingUpGrade!
* * * RadFan(放射線科医にとっての MacFan のような雑誌)の来月号の原稿






