[FX]ドラゴン・ストラテジーFX 1分スキャル について(2)
公開日:
:
最終更新日:2020/02/02
マネー
前回の記事「ドラゴン・ストラテジーFX 1分スキャル について」の続きです。
上のチャートは 1分足ではなく30分足ですが、エントリサイン(オレンジの下向き矢印)は下降トレンドの戻り売りをよく拾っています。
上下の2本のバンド(肌色の曲線)の正体がよくわかりませんでしたが、ケルトナーチャンネルに似ているので、ちょっと確かめてみました。
完全には一致させるのが難しいのですが、
- MA の種類を LWMA
- 価格を終値
- MA period を 80
- ATR period を 50
- ATR 倍数を 3.5
にしたときのケルトナーチャンネルが緑色の線になります。
肌色の曲線にだいぶ似ていますね。
ケルトナーチャンネルには値幅をそのまま使う原法とATRを使う新法があります。ここで使ったケルトナーチャンネル(OANDA社提供)は後者なので、前者だと合うのかもしれません。
*
ドラゴン・ストラテジーFX 1分スキャル のメソッドはトレンドフォローになります。
エントリは矢印(ロジックは不明ですが、かなり正確に出ます)を目安にします。
エントリのフィルタには
- 移動平均線の向き
- 青いギザギザのラインより価格が上か下か
を使います。
上下の2本のバンドは主に決済の目安として使われます。
平均足の実体が一度バンド外に出て、再度バンド内に戻ってきた時に決済するのがいいようです。
ただし、勢いがある場合だとまだ伸ばせる余地(押しと戻りの局面の可能性)があるので、もう少し内側にある移動平均線(25EMA:オレンジの曲線)を割るまで待つほうがいいこともあるようです。ケルトナーのセンターラインは使わないのでもとから消してありますね。
なかなか考えられたメソッドと思います。
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