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[FX] QQE の問題点

公開日: : マネー

QQE は RSI のみから作られるオシレーター

前回の記事「PLATINUM TURBO FX 入手」で触れた QQE というインジケーターですが、メインとシグナルの2つのラインからなります。

メインは RSI(14)の 5本移動平均線であり、これがシグナル(RSI の ATR から計算される基準線)とどこ(50より上か下か)でクロスするかでエントリサインにするというものです。スローストキャスの%Dと%SDのような感じ(QQE の計算のほうが複雑ですが)ですかね。

RSI をエントリサインにするとたいてい失敗するのですが、ここにチャレンジしたのはある意味すごい。

上の図は中央のウィンドゥに QQE とそのボリンジャーバンド(センター、プラスマイナス2σ)を表示しています。

一番下のウィンドゥは素の RSI (14)です。当たり前ですが、QQE のメインラインと似ていますね。

RSI は売買サインとして使うよりも、フィルタとして あるいはダイバージェンスを見るために使うのがまっとうと思います。

そもそも、RSI という売買サインとしてはかなり問題のあるものを使ってそれを加工してできた QQE が売買サインとして使えるという発想に疑問を感じます。

RSI を平均しているためにタイミングにも遅れが生じる問題もあり、私としてはこれをそのまま自動売買プログラムに売買サインとして組み込みたくはないなあと思ってしまいます・・・でもスローストキャスで手堅く勝てたりすることもあるけど。

QQE を売買サインにする

どうしても QQE を売買サインで使いたいと仮定して考えてみます。

RSI のボリンジャーバンドはよく見かけますが、QQE にもボリンジャーバンドをあてはめると、よりなめらかでダマシが少なくなるのではないでしょうか。

上の図を見てください。

たとえば QQEメインが上向きのセンターボリン(BBミドルライン)を上抜けたら買って、ボリンジャーの2σを突き抜けた場合はまた下抜けるか反対側の-2σラインの収縮を見てエグジットするなど、いろいろな手が考えられます。

チャブつきを省くフィルタを入れる必要はありそうですが。

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