Jazzman J-01X スピーカー
公開日:
:
オーディオ
以前、Jazzman J-01X というスピーカーについて書いたのですが、記事がなくなっていました。データベースの不具合でしょうか。
所有してはいませんし、視聴もしたことはないのですが、Youtube のビデオではサイズの割になかなかいい音がするようです。
本日ヤフオクに2件出品されていたのを見たので、久しぶりにこいつについて書いてみようと思いました。
*
この特殊なスピーカーについてはメーカーの HP を御覧ください。>http://jazz-speaker.com/
これは2ウェイスピーカーで、トゥイーターは普通のタイプですが、ウーファーは「点駆動」式という変わったものです。
長方形の振動板の中央を棒で押して振動させるというもので、ジャズのベースの低音をビビッドに表現できるというものです。
100年前の機械式点駆動スピーカーを電磁式点駆動スピーカーとしたという記述が HP にあります。
*
ん?
「無腺と実験」という雑誌のキチガイぶり(褒め言葉です)はここで何度か言及していますが、大正13年創刊で今年97歳になる雑誌です。
科学の進歩によるのか無線(ハム)の雑誌ではなくオーディオの雑誌に変わっていますが、誌名はそのままでがんばっています。
この雑誌の 2001年10月号の佐伯多門先生の連載「スピーカーの技術の100年」に載っている 1929年に初めて発表されたインダクター型スピーカー(ムービング・アイアン型スピーカー)の振動板をコーン紙から平板に変えたものがジャズマンのウーファーにそっくりということができそうです。
インダクター型スピーカーでは低音は 100Hz くらいまでしか再生できなかったようなことが書かれていますが、ジャズマンのウーファーはもっと低い音が出せるようです。
おそらく振動板が固くて重いのが関係しているのでしょう。
そのかわりに高音域が出なくなっためトゥイーターが必要になったんじゃないでしょうか。
*
で、こんな音らしいです。
寺垣スピーカーのように 振動板の素材の音が邪魔している 感じはしないですね。
必要以上にベースが弾む感じがするようにも思いますが、なかなか心地よい音です。
###
関連記事
-
-
自作スピーカー 「スリムドカン」の紹介
スリムドカン[/caption] 2005年春に作った自作のスピーカーです。 設計図な
-
-
パイオニアの DVDプレーヤー
うちにあるパイオニア製の DVDプレーヤーは DV-535 2000年9月 96kHz/
-
-
パイオニア DVDプレーヤー DV-343 到着
ヤフオクでゲット。リモコン付きで 300円。 2001年発売。 同時発売の DV-545
-
-
NFJ 製 『UPA-152J MkII』 USB接続バスパワー駆動アンプ
NFJ 『UPA-152J MkII』USB接続バスパワー駆動パワーアンプWithヘ
-
-
オーディオセレクター AT-SL31A / 入力切替器
audio-technica オーディオセレクター AT-SL31A オーディ
-
-
SA/F80AMG+バックロード箱
前回紹介した「FOSTEX 8cmフルレンジ『FE83』向けのバックロードホーン型スピーカーボッ
-
-
音楽レコードについて(2)
以前の記事「音楽レコードについて」の続きです。 レコード製作の最初の段階はカッティングマシンで
-
-
デジタルアンプの衝撃3
要するに私にとってのデジタルアンプの衝撃とは・・・ 最初に見たときで
-
-
TANNOY MERCURY V1
タンノイ ブックシェルフ型スピーカーシステム TANNOY MERCURY
-
-
PIONEER プリメインアンプ A-N701
* パイオニアの「ダイレクトエナジー MOS FET」使用のミニコン(ハイコンポ)用ア