日本進化論 / 落合陽一
公開日:
:
最終更新日:2022/10/27
読書
2019年の本。
落合信彦の息子としても有名な著者は幅広いフィールドにおいて活躍しているためか、ちょっととらえどころのないような存在です。
本書は 2018年に小泉進次郎と共同企画で開催された「平成最後の夏期講習(社会科編)―人生100年時代の社会保障と PoliTech」というニコニコ動画の番組をベースに作られています。
序章の前章にて小泉進次郎と対談していますが、進次郎がまともなことを言っているようでだいぶ違和感があります。かなり編集が入っているのかな。
PoliTech という言葉が語られていますが、Politics と Technology を掛け合わせた造語のようです。
社会にテクノロジーを導入するときに政治が後押しをしないとうまくいきませんし、導入されたテクノロジーにより政治行政がさらに高度かつ省力的に進化できるという思いが込められているようです。
*
本書は「働くことの価値観」、「超高齢化社会」、「子育て」、「教育」、「社会保障費」、「スポーツと健康」という現代日本が抱える 6つの社会問題の解決法を提案していますが、ほかの人と違う点は新しいテクノロジーを導入するという方向性を示していることです。
テクノロジーなしで強引に行おうとすればひどく手間とお金がかかり、結局財源などが問題となって足踏みしてしまうのが常ですが、ここではすでに開発されたあるいは開発進行中のテクノロジーに結びつけているので、あとは政治がゴーサインを出すだけという段階まで成熟しているのが素晴らしいと思います。
関連記事
###
関連記事
-
-
現代語で読む太平記 / 山本藤枝
★★★☆☆ 『太平記』40巻をたった 1冊にまとめたありがたい本。 鎌倉幕府の滅
-
-
逆説の日本史 14 近世爛熟編(2) / 井沢元彦
逆説の日本史 14 近世爛熟編 (小学館文庫) 井沢 元彦 小学館 2
-
-
金曜日半休 / 世界一シビアな「社長力」養成講座
「世界一シビアな「社長力」養成講座」はダイレクト出版から会員制(月刊ビジネス選
-
-
これから日本と世界経済に起こる7つの大激変 / 渡邉哲也
これから日本と世界経済に起こる7つの大激変 (一般書) 渡邉哲也 徳間書店 20
-
-
世界史怖くて不思議なお話 / 桐生 操
世界史怖くて不思議なお話 (PHP文庫) 桐生 操 PHP研究所 1999-
-
-
フリーランス女医は見た 医者の稼ぎ方 / 筒井冨美(3)
フリーランス女医は見た 医者の稼ぎ方 (光文社新書)筒井 冨美 光文社 2017-
-
-
「日本の神様」がよくわかる本 八百万神の起源・性格からご利益までを完全ガイド / 戸部 民夫
「日本の神様」がよくわかる本 八百万神の起源・性格からご利益までを完全ガイド (
-
-
人工知能解体新書 ゼロからわかる人工知能のしくみと活用 / 神崎洋治
★★★☆☆ 著者はテクニカルライターで、文系にもわかるように説明するのが非常にうまいです。
-
-
年収1000万円の貧乏人 年収300万円のお金持ち / 伊藤 邦生 (2)
★★★☆☆ 以前にここに書いた本です。 本棚で見つけて、再度読んでみました。
-
-
調べる技術・書く技術 / 野村 進
調べる技術・書く技術 (講談社現代新書 1940) posted with a







