バビロンの大富豪 「繁栄と富と幸福」はいかにして築かれるのか / ジョージ・S・クレイソン(5)
公開日:
:
読書

★★★☆☆
「バビロンの大富豪 「繁栄と富と幸福」はいかにして築かれるのか / ジョージ・S・クレイソン(4)」の続きです。
この本の主張でいちばん重要なのは、「お金持ちになる方法は収入の1割を投資に回し、それを複利で運用する」ことなのですが、最終章では「お金持ちになった後も勤勉に働け」と締めくくっています。
働かずに浪費するだけの人間になればそのうち破滅するというわけです。
こういう金銭本では FIRE などの早期リタイアを勧めるものも多いのですが、やりがいがないと人間は「不善をなす」ことが多いので、リタイア後も好きなことでお金を稼ぐのがいいわけですね。
*
バビロンの商人のうち半分くらいは奴隷の身分であったと書かれています。
主人(多くは商人)の用を承りながら自分でも商売を行うという、結構いい身分です。
そうしてお金を貯めて自由人になることも多かったとか。
副業禁止の社畜よりははるかに恵まれているなあと思います。
そういう意味でやっぱりバビロンってすごい。
###
関連記事
-
-
魔法の時間を作る50のヒント
魔法の時間を作る50のヒント 中谷 彰宏 三笠書房 1998-02
-
-
ヒルズな人たち―IT業界ビックリ紳士録 / 佐々木 俊尚
ヒルズな人たち―IT業界ビックリ紳士録 佐々木 俊尚 小学館 2005-04
-
-
チーズは探すな! / ディーパック・マルホトラ
チーズは探すな! ディーパック・マルホトラ ディスカヴァー・トゥエンティワン
-
-
FXじゃなくても24時間、世界中に投資できる〜GIT(海外指数先物取引)のススメ〜 / 橋本清志
★☆☆☆☆(わざわざ買うまでもない本) 著者はトレーダーズ証券代表取締役社長。
-
-
年間100万円の配当金が入ってくる最高の株式投資 / 配当太郎(2)
★★★★☆ 昨日の記事「年間100万円の配当金が入ってくる最高の株式投資 / 配当太郎」の
-
-
インド人大富豪の教訓―大金をつかむ45のヒント / 高垣 尚平
インド人大富豪の教訓―大金をつかむ45のヒント 高垣 尚平 泉書房 2007
-
-
週2日だけ働いて 農業で1000万円稼ぐ法 / 堀口博行(2)
★★★☆☆ 以前の記事「週2日だけ働いて 農業で1000万円稼ぐ法 / 堀口博行」の続
-
-
悪韓論 / 室谷 克実
悪韓論 (新潮新書) 室谷 克実 新潮社 2013-04-17 売り上げラ
-
-
お坊さんはなぜ領収書を出さないのか (宝島社新書) / 大村 大次郎
お坊さんはなぜ領収書を出さないのか (宝島社新書) 大村 大次郎 宝島社 201
-
-
SEO「検索エンジン最適化」の教科書 / 吉村 正春
SEO「検索エンジン最適化」の教科書―Yahoo!・Google対策から、SEM






