*

シュワッガーのテクニカル分析

公開日: : 最終更新日:2023/06/23 読書


★★★☆☆(すばらしい)

マーケットの魔術師』シリーズの著者として有名な ジャック・D・シュワッガー氏のテクニカル分析(チャート分析)を網羅したバイブル的な名著です。

わたしは『マーケットの魔術師』は退屈すぎて途中で読むのをやめましたが、この『シュワッガーのテクニカル分析 』はチャートの解説本としてはとても優れていると思います。

パターンの数は少ないですが、解説されているチャートパターンについての記述がわかりやすいです。

複数のチャートパターンの関連性もわかります。

とくに「だましパターン」についての解説が秀逸

だいたいドイツ系の名前の著者が こういうきわめて数学的な題材に対して 体系的な記述をするような類の本を書いたら名著になる確率が高いと思っていますが、この本もそんな類の本です。

イタリア風の名前の著者は信用できない? 私はそう。

以前 FX の自動売買プログラムを書いていた私ですが、最近は株のファンダメンタル分析が面白くて FX はやめています。

FX は毎月の指標発表で莫大な損失が出る可能性が高く、それを自動売買プログラムでは阻止できないので、結局やめているわけですが、ワンデートレードをするプログラムなら指標発表の日だけ動かさなければオーケーですよね。

この本を読んでいると、そういうプログラムのアイディアが結構湧き上がってきます。ちょっと困ったもんだ。^^

###

 

関連記事

謎の古代女性たち / 黒岩 重吾

謎の古代女性たち黒岩 重吾 中央公論社 1991-03売り上げランキング : 1

記事を読む

世界のエリートはなぜ、「この基本」を大事にするのか? / 戸塚隆将

世界のエリートはなぜ、「この基本」を大事にするのか? 戸塚隆将 208 朝日新聞

記事を読む

タイムスリップ戦国時代 / 鯨 統一郎

タイムスリップ戦国時代 (講談社文庫) 鯨 統一郎 講談社 2011-11-

記事を読む

新選組 手塚治虫名作集 (11)

新選組 手塚治虫名作集 (11) (手塚治虫名作集) (集英社文庫) 手

記事を読む

マインドマップ読書術 / 松山 真之助

マインドマップ読書術―自分ブランドを高め、人生の可能性を広げるノウハウ 松山 真

記事を読む

朝日ぎらい よりよい世界のためのリベラル進化論 (朝日新書) / 橘 玲

朝日ぎらい よりよい世界のためのリベラル進化論 (朝日新書) 橘 玲 朝日新聞出

記事を読む

手塚治虫名作集 (6) 白縫 / 手塚 治虫

手塚治虫名作集 (6) (集英社文庫) 手塚 治虫 集英社 1995-05

記事を読む

0点主義 新しい知的生産の技術57 / 荒俣 宏

0点主義 新しい知的生産の技術57荒俣 宏 講談社 2012-05-16売り上げ

記事を読む

ラインの虜囚 (ミステリーランド) / 田中 芳樹

ラインの虜囚 (ミステリーランド) 田中 芳樹 講談社 2005-07-07

記事を読む

出稼げば大富豪 成功が見えた編 (調子ぶっこきシリーズ) / クロイワ・ショウ

出稼げば大富豪 成功が見えた編 (調子ぶっこきシリーズ) クロイワ・ショウ

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

【FX】3本の RCI を使った自動売買プログラム (3)

「 3本の RCI を使った自動売買プログラム (2)」の続きです。

2024-11-18 愛車が不調に

一昨日ですが、愛車(BMW 318i)に乗ると警告画面が。

新・臆病者のための株入門 / 橘 玲

★★★★☆ 旧版も読んだのですが、新NISA 対応というだけ

モノラルアンプの価値

モノラルアンプというのはステレオアンプと違い、1つの入力を増幅して出力

喪中はがき

実母が 2024年7月25日に亡くなったので、喪中はがきを出そうと思っ

→もっと見る

  • アクセスカウンター
PAGE TOP ↑