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【FX】東京仲値トレード

公開日: : 最終更新日:2024/10/16 マネー

以前も試したのですが、東京仲値トレード という有名なトレード法があります。

仲値とは、その国の金融機関が外国為替取引をする際の基準となるレートのことです。中値とは異なります。
仲値のうち東京仲値は日本の金融機関が決めるもので、毎朝9時55分の為替レートを参考に毎朝10時に決定されます。

注目はそのうちのドルの仲値です。

毎朝だいたい 9時~10時の間には日本の金融機関はドルを買い集めてドルのレートを引き上げようとします。
その日には高くなったレートでドルを売ることができれば差額が得られるからです。

ということで、ドル円のレートは朝9時を過ぎてから上昇することが多いので、この時間帯にドル買いを行って儲けようという銀行便乗作戦が東京仲値トレードです。

自動売買ソフトを作り試してみました。

ここで表示されているサーバー時間は夏は日本時間より 6時間遅れています。たとえばサーバー時間の 03:24 は日本時間の 09:24 にあたります。

この自動売買ソフトはエントリ時間(分)とエクシット時間(分)を設定するのみの簡単な作りです。買いのみを行います。
上記のチャートは、08:29 にエントリして 08:59 に手仕舞いする設定にして得られた結果です。

2024/09/14 – 2024/10/14、0.1ロット固定でのバックテストの成績は、収益43.98$、最大ドローダウン 28.85$、プロフィットファクター 3.96、5勝4敗(勝率 55.56%)とまずまずですが、エントリ時間を変えると成績はかなり変化します。

成績がいいのにはワケがあり、素のままではこれほどの成績にはなりません。
MACD をフィルタに使って上昇トレンドが生じているときのみエントリするように工夫しています。

ゴトー日のみ動作するようにしたほうが成績がいいという話も聞きましたので試してみましたが、6ヶ月間検証したところでは利益はむしろ悪化する傾向がありました。
相場が変わったのかもしれません。

大手銀行のドル買いという実需を元にした方法ですので、優位性は確かにありそうです。

フォワードテストで試してみますか。

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