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Google の リサーチアシスタント NotebookLM

公開日: : パソコン

Google の リサーチアシスタントAI である NotebookLM をご存じでしょうか。

これはもう想像のはるか斜め上を行くすごいツールです。

次の動画をどうぞ。

全部観ました?

じつは全部観る必要はないのです。

この動画を NotebookLM に読み込ませ、「ブリーフィングドキュメント」を制作させますと、10秒ほどで、次のようなアウトラインを作ってくれます。

NoteBookLM 詳細ブリーフィングドキュメント

はじめに

本ブリーフィングドキュメントは、Googleが開発したAIツール「NoteBookLM」に関する提供されたソースを基に、その主要なテーマ、重要な機能、および活用方法を詳細にレビューします。NoteBookLMは、既存のAIチャットツールとは一線を画す、情報整理・理解に特化したAIリサーチツールであり、その革新性と利便性について深掘りします。

1. NoteBookLMの概要と特徴

提供されたソースは、NoteBookLMを「絶対に使うと損しない」「文句なしの神々カツール」と評し、その利便性が「世界変わるレベル」であると強調しています。

1.1. AIリサーチツールとしての位置付け

NoteBookLMは、一般的なAIチャットツールとは異なり、「AIを搭載したノートアプリ」というよりは、「たくさんの情報や複雑な情報を整理して理解するためのツール」として設計されています。これは、ユーザーが提供した情報のみをソースとして分析・回答する点に最大の特徴があります。

1.2. 信頼性の高い情報処理

「チャットGPTなど一般的なAIの回答は過去に学習したデータやネット上の情報を参照しています」が、「ノートブックLMはそもそもの仕組みが違います。ユーザーである私たち自身がこの情報を使ってねと指示したものだけを情報のソースとして分析回答してくれるのです。」これにより、以下のメリットが挙げられます。

  • 信頼性の確保: 「信頼できる情報のみをソースにできる」ため、AIの「ハルシネーション(幻覚)」と呼ばれる誤情報の生成リスクを大幅に低減します。
  • 機密情報の取り扱い: 「会社の資料など通常のAIなら絶対に知らない情報もAIに読み込ませてソースにすることができます。」これにより、内部資料や個人情報など、外部に公開されていない情報も安全にAIに処理させることが可能です。

1.3. 対応するソースの種類

NoteBookLMは、多様な形式の情報をソースとして取り込むことができます。

  • ファイル形式: PDF、テキストファイル、MP3(音声データ)
  • Googleサービス連携: Googleドキュメント、Googleスライド
  • ウェブコンテンツ: URL(Webサイト、YouTube動画)
  • 直接入力: 単純なテキスト

「動画や音声にも対応してるのね」とあるように、特に動画や音声データからの情報抽出は、ユーザーにとって大きな利便性を提供します。

2. NoteBookLMの主要機能と使い方

NoteBookLMのメイン画面は、ソースパネル(資料の追加・管理)、チャットパネル(AIへの質問・回答)、スタジオパネル(補助機能)の3つのエリアで構成されており、シンプルなUIが特徴です。

2.1. 基本的な情報処理

ソースを追加すると、AIが内容を読み取り、以下のことが可能です。

  • 概要生成: 「情報の概要を書いてくれます」
  • 質問応答: 「チャット形式で質問や指示を出すことができます」。「追加した情報のみを参照しながら分かりやすく回答をしてくれます」
  • メモ機能: 「AIが回答してくれた文章をメモとしてこちら(右側)に保存が可能です。」これにより、後から情報を簡単に見返すことができます。

情報の読み取り精度についても、「AIが回答してくれた情報の正確性も完璧でした」と高く評価されています。

2.2. 高度な補助機能(スタジオパネル)

「補助機能と言ってはいますが正直この機能たちもすごすぎるので要注目です」と紹介されているように、NoteBookLMには特筆すべき補助機能が多数搭載されています。

  • マインドマップ機能: 「ソースとして追加した全ての情報の内容をマインドマップの形式で資格化してくれます。」複雑な情報を視覚的に理解するのに役立ちます。
  • 会話機能(音声概要): 「ソースとして追加した情報の内容をポッドキャストのような会話形式で解説してくれる機能」。「文章を読むのが苦手な人も多いと思いますが、これなら耳からでも情報をインプットできるし、何かを学習する時にも使えそうですよね。」特にAIの話し方が「実際の人間みたいにリアルで、AとかAとかが自然に入っててAI進化しすぎで目玉飛び出ちゃいます」と評価されています。
  • 学習ガイド機能: 「ワンクリックで小テストや用語集など学習に役立つメモを自動で生成してくれる機能」。「普通のクイズ以外にも国語のテストみたいな形式の問題もあります。さらに重要なワードをまとめた用語も自動で生成してくれています。」
  • ブリーフィングドキュメント機能: 「追加した情報を整理して約してくれる機能」。「たくさんの情報を追加した状態で約すると複数の情報を効率的にインプットすることが可能です。」
  • よくある質問機能: 「ワンクリックでよくある質問と回答を自動で生成してくれる機能」。「Q & A の内容を見ても本当に良くある質問と回答ばかりでこの AI 読み込み能力が高すぎます。」
  • タイムライン機能: 「追加した情報を時系列に整理してくれる機能」。「サイバー犯罪に関するレポートを(追加すると)時系列で何があったのかをめちゃくちゃ分かりやすく整理してくれました。」
  • メモ機能: 自分でメモを追加・整理できる機能。
  • ソースに変換機能: 「AIが回答してくれた内容のメモや自分で整理しながら作ったメモをソースとして活用することも可能」で、作成したメモを新たな情報源として利用できます。
  • ソース検索機能: ネットから関連情報を検索し、ソースとして追加できる機能。「ソースとなる情報を探す手間がだいぶ省ける」一方で、「自分が信頼する情報のみをソースにできるのがノート LM の 1 番の魅力だと思うので個人的にはあまり使わないかなと思いますけどね」と、ユーザーの信頼性へのこだわりが示唆されています。

3. NoteBookLMの意外な活用法

基本的な使い方に加え、ユーザーはNoteBookLMをさらに多角的に活用することができます。

  • 日記データベース: 「毎日 の 日記 を NOTB ブック LM で 書い て いき その 情報 を ソース と し て 追加 する と あなた が 書い た 日記 の 情報 を 全て 把握 し た AI を 搭載 し た日記データベース の 完成 です。」これにより、「自分すら覚えていない過去の内容も即座に教えてくれたりします」
  • オリジナル学習教材の作成: 英語学習を例に、「英語関連の動画やを情報として追加して学習ガイド機能を使うと追加した情報に紐づいた用ドリルをワンクリックで作成することができます。」
  • AI秘書: 「今後の予定を書いた情報を保存しておくと自分の予定を把握して教えてくれる自分だけの AI 秘書の出来上がりです。」これは、「ネットにはない自分の情報なのでチャット GPT とかでは絶対にできないノートブック LM ならではの活用法」として強調されています。

その他、以下の定番的な活用法も挙げられています。

  • 長時間のYouTube動画の要約
  • 難しい論文の分かりやすい解説
  • 会議の録音データから議事録作成
  • ブログやYouTubeの台本作成

4. 料金プラン

「NoteBookLMの基本機能は無料で利用可能」であり、これはユーザーにとって非常に魅力的な点です。

4.1. 無料版と有料版(NoteBookLM+)の比較

機能無料版NoteBookLM+(有料版)作成・保存可能なノートブック数100件500件1ノートブックあたりのソース数50個300件1日の質問回数制限あり制限緩和会話機能の音声生成制限あり制限緩和有料版の「NoteBookLM+」を利用するには「Google One AI プレミアへの加入」が必要ですが、Miniani 2 TBのクラウドストレージが付属するため、「金額の割に結構お得なサービス」と評価されています。また、Google Workspaceを契約しているユーザーは、「お値段そのままで使えます」。

提供されたソースは、「正直日常利用であれば無料版でも十分だと思うので、まずは無料プランで試しながいといいと思ったらプロ版に移行するといいかもですね」と、無料版からの利用を推奨しています。

結論

NoteBookLMは、Googleが開発した画期的なAIリサーチツールであり、ユーザーが指定した信頼できる情報源のみを基に、情報の整理、分析、要約、質問応答を行うことができます。PDF、動画、音声、ウェブサイトなど多様な形式のソースに対応し、マインドマップ、会話機能、学習ガイド、ブリーフィングドキュメントなど、多岐にわたる補助機能を提供します。

無料版でもほとんどの機能が利用可能であり、個人の学習、研究、仕事の効率化から、日記の管理、オリジナルの学習教材作成、AI秘書といったパーソナルな活用まで、幅広い用途でその真価を発揮します。既存のAIチャットツールとは異なる「ソース指定型」というアプローチにより、情報の正確性と信頼性を重視するユーザーにとって、必須のツールとなる可能性を秘めています。提供されたソースが「星の数ほどありそうなAIツールの中でもトップクラスに使える超絶おすすめサービス」と断言する理由が、その機能性と利便性によって裏付けられています。

以上が NotebookLM が動画の内容を読んで解析してまとめた要旨です。

階層構造をきちんと理解してまとめてあるのがすごいですね。
マインドマップまで作ってくれます。

音声ファイルや文書(PDF が得意)などもどんどん読み込ませて、その内容を合成してまとめたり、クイズを作ったり、時系列に並びたりなども行えます。

ということで、リサーチを支援してくれる AI 秘書みたいなものです。

無料版で十分な気もしますが、どっぷり浸かれば有料版に移行しなくてはいけないかも。

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