konalinux / USBメモリのライブ起動でお手軽Linux
*
最近の Linux はほとんど USB メモリに入れてそこからライブ起動できます。そしてそのままハードディスクにインストールすることもできます。
本日も Zorin(略称:草履) を ある人のマシンにインストールさせてしまいました。ヒヒヒ。
*
WindOS(Windows ではない) は Debian ベースの軽快なディストリビューション。
こいつの変わったところは USB あるいは CD-R に焼いて使えるのに、ハードディスクにインストールできない点。
軽快でいいのですが、いちいち USB を挿してBIOS から USB ブートするのは面倒で、常用する場合はハードディスクにインストールしたほうが便利です。USB はよく紛失するものですし。
ハードディスクインストーラーつけて という声も結構あるのですが、作者はなかなか対応しない・・・
*
ということで別の人が Debian ベース(というか WindOS ベース?)でハードディスクにインストールできる同等品を作ってしまいました。
それが konalinux。
略称「粉」。
kona はコーヒーの種類のハワイコナからとった名前で、壁紙も 3枚コーヒー関係のものがセレクトされています。
LibreOffice(Micosoft Office の上位互換のオフィススイート) など必要なアプリはほとんど入っています。

konalinux
USB ライブ起動でも非常に軽快で、ハードディスクにインストールしなくてもいいですが、あえてしてみました。
インストーラーは英語で、ハードディスクの領域確保で swap の分まで指定してやらなければいけないのが、やや初心者向けではない点。それに比べると Ubuntu 系のインストーラーはよくできていますね。
さて、ハードディスクに入れてみたところ 6年前に発売された非力なマシンでも非常に快適ですが、わざわざハードディスクに入れなくても USB 起動でも十分実用的だと思います。
というのも USB ライブ起動の状態でも、起動した USB そのものに、ダウンロードしたファイルやオフィスで作成したファイル、ブラウザの履歴などもちゃんと保存されますし、ibus-mozc での日本語入力が可能ですし(これは 他ではなかなかない特長)。
ハードディスクに入れる意味があるとすれば USB メモリの寿命を長引かせるためくらいでしょうか。
*
まあ、一度使ってみてください。
USB メモリの作り方は 上記のダウンロードサイトから iso ファイル(例: konalinux-2.1_i386.iso )を落として、unetbootin(フリーソフト)を使ってUSB メモリ(4GBを推奨)に書き込むだけです。
あとは USB メモリを持ち歩くだけ。そのへんのマシンをちょっと借りてライブ起動できます。
*
【関連記事】
###
関連記事
-
-
【ヤフオク】NEC Mate MJ34LL-G i3-3240-3.4GHz/250GB/4GB/マルチ/win10 落札
Windows10 Pro 64bit (インストールされたマシンではなく OS そのもの)
-
-
Juniper netscreen 5GT(3)
統合型ファイアウォール/VPNアプライアンスである Juniper netscreen 5G
-
-
イーサイトのクラウド型遠隔画像診断システム 利点(2)
イーサイトのクラウド型遠隔画像診断システム 利点(1)を書きました。 2つめの利点ではなく、補
-
-
DELL DIMENSION 9200 2台め初舞台
* CPU:Core2Duo 6300 / 1.86GHz メモリ:2GB HDD:32
-
-
医局のみんなでパソコンを使いたい
大昔の話なので、今は笑い話かも。 普通の事務所なら普通に行っていることが、パソコン音痴の多い医
-
-
Ubuntu14.04LTS インストールしてみる
* この前ヤフオクで 4410円で買った Optiplex 960(OSなし)に別の 80GB
-
-
雷さま(ラムちゃん)ご来迎
雷とゲリラ豪雨が急にやってくる季節になりました。 昨日もちょっと油断していたら瞬電が起きたよう
-
-
Windows7 延命計画
日経PC21 2018年 7 月号 日経BP社 2018-05-24 売り上げラ
-
-
100円カードリーダー
昨日、100円ショップのダイソーで見つけたマルチカードリーダー(&ライター)。 本日使用し
Comment
[…] konalinux / USBメモリのライブ起動でお手軽Linux […]