日本人はメンテが大好き
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最終更新日:2016/09/22
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Facebook にも書いたのですが、日本人は分析、改良も好きですが、それらに加えてメンテが異常に好きですね。
Youtube に次のような動画があがっていました。中国メディアがネタ元です。
『日本製インフラの伝説的頑丈さ』に中国が”我々には真似できない”と仰天。今の中国に最も欠けている物だ
ここでの日本のインフラというのは 125年動いている水力発電所、つまり京都の蹴上水力発電所のことですね。
地元なので私はもちろん知っていますが、他の国では(京都在住以外の日本人も?)あまり知られていないようです。
現役ではおそらく世界最古でしょう。
明治時代の文化遺産のうち動力を必要とする機械でも まだ現役のものが長崎などにありますが、それは日本人がメンテナンスが上手だからでしょう。
古い機械の部品などはもう作ってないので、壊れたら部品を手作りしてでも復元しようとします。
やはり「もったいない」感情や機械に対する愛着からなんでしょうが、執念さえ感じます。
他の国ならまずポイでしょう(スリランカの蒸気機関車は日本と同じように保存されていると聞きましたけど)。
メンテが改良を呼ぶ
日本の SF映画やロボットアニメでは必ずと言っていいほど修理班のメンバーが主要な人物として登場しますし、主人公がよく格納庫を訪れるシーンがもあります。
主婦がターゲット視聴者と思われる スチュワーデス(死語)が主人公の安物メロドラマまで 飛行機の整備員が話にからんでくるなど、やはりメンテが重要視されているのが笑ってしまいます。
海外の SFなんてメカニックなんて裏方たちはほとんどセリフなしでしょ(映ったとして、歩いているか 殺されているシーンだけ)。
日本人は機械(カラクリ)に強い愛着があるのでしょうね。
日本初のTVアニメのほら、お茶ノ水博士。彼もメンテ&修理専門です。製造者の天馬博士より重要視されて、毎回登場するでしょ。
メンテの経験はそのモノに対する深い理解を呼び、やがて改良につながります。
たとえ完全に壊れて復元不可能になっても、やがて弐号機、参号機と進化していくわけですね。
表面だけパクって「儲かった」と喜んでいるだけの外国人には 深い理解ができないので、いつまでたっても改良どころか修理もできないのです。
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