Stereo編 スピーカー工作の基本&実例集 2017年版 特別付録:パイオニア製6cmフルレンジ・スピーカーユニット対応エンクロージュア・キット
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最終更新日:2019/02/23
オーディオ
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★★★★☆
本日非番だったので作ってみました。
小澤さん設計。
オーソドックスな共鳴管方式(QWT方式)ですが、音道は徐々に広がり最後に開口部をテーパーして絞っています。
テーパーすることで最低共鳴周波数が最大2割ほど下げられるはず。
ということで、TQWT 方式(tapered quarter wave tube 方式)と呼んでおられます。
このエンクロージャーでは単にテーパーしているというより角型スリットダクトになっているという感じですね。
はじめは共鳴管+バスレフなのではないかと思いました。
速乾式のボンドを使ったので片方で 15分もかからず完成。もっと早くに作ったらよかった。
音を出してみると低域の充実したウェルバランス。
共鳴管にしてはとても短いのになぜ?
やはりユニットの力でしょうか。
このユニットでは以前コサギを作りました(結構場所をとる)が、こんな小さな箱でも結構低音感が出ます。
コサギだと低音出過ぎで逆にスーパーツィーターが欲しくなるのですが、こちらではバランスが取れているためか、なしでも十分です。
しかし、6cm の振動板でこれだけの音が出るのはすごいと思います。
10cmユニット(3倍の振動板面積)でもこれに低音が負けるのは結構あるでしょう。
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