*

ディナポリ手法で利用するDMA

公開日: : 最終更新日:2019/09/24 マネー

ディナポリ手法という FX 手法の体系があるのですが、そこでは利用する移動平均線に DMA という特殊なものが使われます。

頭の D は「頭文字D」ではなく、ディナポリ氏のイニシャルからきてます。

3本、7本、25本の3本の単純移動平均線を3本未来にずらして表示するのです。

ずらした分ローソク足から離れるので重なりが減りますし、一目均衡表の雲のように未来を暗示してくれているような気がするのが面白いです。

これらを使ってよくあるゴールデンクロス、デッドクロス式の自動売買プログラムを作ってみました。

値動きの激しいポンド円でもなかなかいい成績は出ません。

ポンド円 30分足で今年(元日~9/21)の成績はこんな感じ。

タイムフィルタで日本時間の午後4時から午後7時までの3時間しか動かしていないデータですが、357回も動作し、純益はプラス 14.4%とイマイチで、勝率が 32.63%(トレンド系はこんなもの?)、最大ドローダウンが 4.45%なども改善の余地があります。

まあ、移動平均線を使ったものはトレンド期間(時間にして全体の3割)しか儲けがでなくて、トレンドでない期間では損失を小さいながら多く出すのでなかなかいいものはできませんね。

タイムフィルタで通貨ペアごとの最適動作時間をあらかじめ決めても、なかなか焼け石に水です。

裁量トレードでは上記の視覚的安堵感があってそれなりの意味はあると思いますが。

プログラムソース

//
// ysDMAX01a.mq4
//
//  2019.9.22  ディナポリチャート
// エントリ: 終値が 3x3DMA を上抜け
// イグジット: 終値が 7x5DMA を下抜け
// フィルタ: 3本の DMA が順並びのとき

//マジックナンバーの定義
#define MAGIC  42403

//パラメーターの設定//
extern double Lots = 0.1;     //取引ロット数(0.1 は1万通貨)
extern int Slip = 10;         //許容スリッページ数
extern string Comments = “”; //コメント

extern double ILC = 20 ;
extern int in_time = 3; // 開始時間(サーバー時間 0から)
extern int out_time = 20; // 終了時間(サーバー時間 24まで)

//変数の設定//
int Ticket_L = 0; //買い注文の結果をキャッチする変数
int Ticket_S = 0; //売り注文の結果をキャッチする変数
int Exit_L = 0;   //買いポジションの決済注文の結果をキャッチする変数
int Exit_S = 0;   //売りポジションの決済注文の結果をキャッチする変数
int OS1 ;
int OS2 ;
double   OOPL;
double   OOPS;

int start(){

double lc = ILC;
if(( Digits ==3 ) ||(Digits ==5)) lc = lc*10.0 ;

if (Volume[0]>1 || IsTradeAllowed() == false) return(0) ;

double dma1 = iMA(NULL,0,3,0,MODE_SMA,PRICE_CLOSE,4);
double dma2 = iMA(NULL,0,7,0,MODE_SMA,PRICE_CLOSE,6);
double dma3 = iMA(NULL,0,25,0,MODE_SMA,PRICE_CLOSE,6);

//買いポジションのエグジット
OS1 = OrderSelect(Ticket_L, SELECT_BY_TICKET);
OOPL = OrderOpenPrice();

if(    ( Close[1] < dma2 || ( OOPL – lc * Point >= Close[1] ) )
&& ( Ticket_L != 0 && Ticket_L != -1 ))
{
Exit_L = OrderClose(Ticket_L,Lots,Bid,Slip,Red);
if( Exit_L ==1 ) {Ticket_L = 0;}
}

//売りポジションのエグジット
OS2 = OrderSelect(Ticket_S, SELECT_BY_TICKET);
OOPS = OrderOpenPrice();

if(    ( Close[1] > dma2 ||( OOPS + lc * Point <= Close[1] ) )
&& ( Ticket_S != 0 && Ticket_S != -1 ))
{
Exit_S = OrderClose(Ticket_S,Lots,Ask,Slip,Blue);
if( Exit_S ==1 ) {Ticket_S = 0;}
}

//買いエントリー
if( Close[1] > dma1
&& Hour() >= in_time && Hour() < out_time
&& ( Ticket_L == 0 || Ticket_L == -1 )
&& ( Ticket_S == 0 || Ticket_S == -1 ))
{
Ticket_L = OrderSend(Symbol(),OP_BUY,Lots,Ask,Slip,0,0,Comments,MAGIC,0,Red);
}

//売りエントリー
if( Close[1] < dma1
&& Hour() >= in_time && Hour() < out_time
&& ( Ticket_S == 0 || Ticket_S == -1 )
&& ( Ticket_L == 0 || Ticket_L == -1 ))
{
Ticket_S = OrderSend(Symbol(),OP_SELL,Lots,Bid,Slip,0,0,Comments,MAGIC,0,Blue);
}

return(0);

}

関連記事

ディナポリ手法で利用するDMA (2)

###

関連記事

2026-6-15 高配当投資信託の乗り換え

いやあ、昨日はすごかった。 イラン戦争締結の憶測から、日本、米国の両市場が爆上げモードでした。

記事を読む

【FX】FX 自動売買再運転開始

最近は毎日いくつか自動売買プログラム(Expert Advisor;EA)を作っています。 米

記事を読む

【FX】CCI をエントリトリガに使ったEA を試作してみた

CCI は Commodity Channel Index(商品チャネル指数)というオシレーター系の

記事を読む

MACDバーシステム昨日正式稼働

私の自動売買システムですが、昨日 VPS(クラウド上のWindows サーバー)上のデモ口座で正

記事を読む

【FX】AI を使ったスプレッドの業者間比較

MT4 に表示されるスプレッド(下の「!」欄)を比較するのは結構ホネが折れます。 とい

記事を読む

【FX】EA Gold Stuff という EA

MQL5 フォーラムで 50$で販売されている EA Gold Stuff という EA です。

記事を読む

【FX】EA の寿命とその対策

現在も FX の自動売買を順調に続けています。 メタトレーダー4 で EA を動かすというオー

記事を読む

【FX】 AXI の使い心地(2)

海外FX業者である AXI Axiory とは別業者)のプレミアム口座を開いたのが先月の 29日です

記事を読む

【FX】ボリンジャーバンド順張り手法

逆張りで使う人が多いボリンジャーバンドですが、開発者のボリンジャーさんは順張りで使えとおっしゃってい

記事を読む

アメリカ株投資 2021-6-15

以前の記事「アメリカ株投資 2021-6-8」で「純益 が 110万円を突破しました」と書き

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です

Gemini の思考モデルの違い(画像解釈編)

歌川広景の『江戸名所道戯尽 八 隅田堤の弥生』という版画をご紹介。

Google AI Pro で制限くらう

Google AI Pro という月額 2900円のコースに入っていま

幻の浮世絵師歌川広景

幕末の浮世絵界に突如現れ、わずか2年あまりで姿を消した謎の絵師 歌川広

明治時代の浮世絵

江戸時代の浮世絵は結構知られていますが、明治時代のものはあまり興味を持

久々にBOOK OFFに行ってみたら

本日は久々に BOOK OFF に行きました。 ここの店は最近の

→もっと見る

  • アクセスカウンター
PAGE TOP ↑