この1冊でしっかりわかる Geminiの教科書 / 佐倉井 理冴


★★★☆☆(わかりやすい)

Gemini 初心者向けの優しく学べる入門書です。
女性が書いており、絵が多く文章が非常にわかりやすいのが最大の特長。

アカウントの作成方法や生成AIの基本といった「はじめの一歩」から、チャットの活用、画像生成、資料作成までを網羅しています。
特徴としては、

    • Googleエコシステムとの連携: Gmailでのメール返信自動化、Googleドキュメントでの文章作成、リサーチや会議録の要約など、日々の業務効率化に直結するノウハウが満載です。

    • 話題の機能もカバー: 特定の目的に特化したAIアシスタントを作れる「Gem」機能や、指定した情報源(ファイルやURL)だけを学習させて賢く使う「NotebookLM」の活用法までしっかり解説されています。

    • 見やすさ: パステル調のカラーリングや豊富な図版が使われており、どこから読んでも迷子にならない非常にわかりやすい構成です。

この本は、単に「Geminiの操作手順」を並べたマニュアルで終わっているのではなく、「どうすればGoogleのAIを自分の最強のアシスタントにできるか」という視点で徹底的にわかりやすく書かれているのが特徴です。

Gemini に、どんなメリットがこの本にあるのか訊いてみました。

この本を読んで身につく3つのコアな活用術をご紹介します。

1. 日常業務を秒速で終わらせる「Workspace連携」

この本の大きな強みは、Google純正AIだからこそできる「Gmail」「Googleドキュメント」「スプレッドシート」などとの連携ワザです。

  • 長文のメールを15秒で要約し、返信の文面までGeminiに作らせる方法

  • ドキュメント上で、プロンプト(指示文)を打ち込んで直接企画書や報告書を執筆してもらう方法

  • スプレッドシートのデータを分析させる方法

など、ブラウザを行ったり来たりせずに「いつものGoogleの画面」の中で仕事を効率化するテクニックが丁寧に図解されています。

2. 自分専用のAIチームを作る「Gem(ジェム)」機能

有料プラン(Gemini Advanced)などで使える、特定の役割を持たせたオリジナルAIを作れる機能「Gem」の使い方も網羅されています。

  • 「ブログ記事の構成案を作る専門家」

  • 「プログラムのバグをチェックしてくれるエンジニア」

  • 「英語のビジネスメールを添削するネイティブスピーカー」

といった専用アシスタントを一度設定しておけば、毎回長い前提条件を入力しなくても、一言指示を出すだけで期待通りのアウトプットを出してくれるようになります。

3. 情報収集のパラダイムシフト「NotebookLM」

最近特に注目されているGoogleの無料リサーチツール「NotebookLM」の使い方も解説されています。

  • 自分が持っているPDF、テキスト、URLなどの資料(ソース)を読み込ませることで、「その資料の範囲内だけで完璧に答えてくれるAI」を構築できます。

  • ネット上の不確かな情報ではなく、自分が指定した確かな情報源だけをベースに要約やQ&Aができるため、ビジネスのリサーチや学習、資料作成のスピードが劇的に上がります。

全編を通してカラーのキャプチャ画像がふんだんに使われているため、パソコンの画面と見比べながらパズルを解くように楽しく読み進められる一冊です。

これら以外にも画像生成、動画生成などについてももちろん言及されています。
初心者に対して非常に役に立つ本ですね。

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私がこの本を読んでいる間に Gemini のバージョンアップが行われました。
筆者は改訂版を出すのが大変ですね。書いている最中にもバージョンアップがどんどんやってくると、なかなか完成しないでしょうから。

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