使いにくい画像診断システム(続き)
*
現在、遠隔画像診断システムを6つ使用している私ですが、他にも簡易システムやら非常勤読影バイトで扱っている病院のシステムを加えると12ほどになります。
数からいくとおそらく日本一かも。
*
さて参照画像に後から矢印をつけられないシステム。 これが問題になるのは私の読影スタイルと関係があります。
1.全部画像を見て、異常のあるコマだけ切り取って参照画像として貼り付けます。
2.画像を全部見終わったら、参照画像を見ながら文章を組み立て、参照画像に矢印をうち、文章に「(図3矢印)」とか明記します。
後から矢印を追加したくなることは非常に多いです。
つまり参照画像をメモ代わりにしているのです。
訊いてみると案外多いですね、こういう人。
参照画像を貼った後に矢印が打てないと、最初から打つか、またビューワーに戻って該当画像を探さなくてはいけません。
文章を考えているときに別の余計な操作(画像の検索、貼り付け、整列)を強いられるわけです。
文章作成という左脳のお仕事中に、右脳的な画像操作を強いられるわけで集中が途切れます。
クブラカーン!!(コールリッジのお話、ご存じ?)
これを作った人は使う人のことはあまり親身に考えていないことがよくわかります。
*
余計なことをさせるな。他人の時間を盗るな。
小さいことでも積み重なれば人生のムダです。
*
なまじっかイーサイトに似ている(似すぎている)から余計に腹が立つわけだが。
お兄ちゃんが優秀だと、弟はがんばってもちっとも評価されないモンです。
でも、このシステム、はたしてがんばっていると言えるのかなあ。
###
関連記事
-
-
あこがれのマルチディスプレィ
AREA スパイダーH USBディスプレイアダプタ フルハイビジョン1080P出
-
-
胸部単純X線写真での異常影
いつの写真か全く覚えていませんが、かなり年配の女性。 「検診の胸部単純X線写真で異常を指摘された」
-
-
読影 画像診断 ウォーリーをさがせ
* 昨日、来客があって、「画像診断医師はどうやって診断しているんですか」と訊かれて、 「よく
-
-
関節のMRIは GE(FE)が基本
最近のMRIで関節(膝・肘・肩・股・手・足)の撮像のとき、やたらめったら 脂肪抑制T2WI FSE
-
-
拙稿「遠隔画像診断サービス 成功の秘訣」 に誤植がありました
* Rad Fan 2013年1月号 に載った拙稿 「遠隔画像診断サービス 成功の秘訣 」ですが、
- PREV
- 使いにくい画像診断システム
- NEXT
- USB3.0 接続のポータブル SSD






