*

とほほな画像診断システム

公開日: : 最終更新日:2014/06/05 画像診断

これは前に書いたが、Yデンキ(ヤマダではありません)のシステムは

・最初のコマと最後のコマに一気に飛ぶ方法がない

という致命的な欠点を持っています。

いちいち矢印キーを押しっぱなしで戻らないといけません。1000コマあると指が疲れます。

医療用でないものを含めて、最初と最後のコマに飛べない画像ビューワーがあったら教えて欲しい。 おそらく1つもないのではないでしょうか。

まるでトイレのない住宅を売っているようなもの。

ルーラのないドラクエのようなもの。

また、私がキライなのは参照画像にあとから矢印を打てないシステム。

また元の画像を探して、そこに打ってから貼り直しをしないといけません。

それで参照画像が複数あると、並べ直しをしないといけません。

それくらいなんだ、と製作者は思うかもしれませんが、元画像が1万コマあったらどうなるんですか。

コマ数はどんどん増えており、私が実際に経験したもので 4000コマ超。 探すだけで莫大な時間が費やされます。

探している間に書こうと思っていた所見を書き忘れてしまうだろうが。

なんで参照画像をクリックして、そこで矢印が打つくらいのことができないのですかねえ?

ユーザーの意見を聞いていないシステムと言えましょう。

「買ってはいけない 画像診断システム編」でも始めますかね。

###

関連記事

イーサイトのシステムの利点(4)

続きです。 イーサイトヘルスケアの遠隔画像診断システムの利点を紹介します。 放射線科常勤医を

記事を読む

側頭筋付着部付近の線状の骨化?

ときどきこんなもの見ませんか? たまに見るんですが、側頭骨より浮いた一本の線状骨硬化(両側

記事を読む

圧排と圧迫

* 画像診断の所見を書くときに、「圧排」と「圧迫」とをしっかり使い分ける方がいいと思います。

記事を読む

Grant’s Atlas of Anatomy, International Edition〈日本向けインターナショナル版〉

Grant's Atlas of Anatomy, International

記事を読む

締め切り一日前

  私の仕事は遠隔画像診断。 昼間の仕事は病院からサーバーに出される画像についての

記事を読む

Crowned dens syndrome じゃない

以前このような画像が "crowned dens syndrome" の典型像として雑誌や書

記事を読む

側頭筋付着部付近の線状の骨化?(2)

前回の記事「側頭筋付着部付近の線状の骨化?」の続きです。 たまたま付属していた前額断を見る

記事を読む

画像診断雑記更新す

* * * 画像診断雑記、7例目をアップしました。 興味がある人はどうぞ。 * * *

記事を読む

遠隔画像診断の起業で最も重要なポイントは最初の顧客

* イーサイトのクラウド型遠隔画像診断システム DICOM PASSPORT を使えば、後払い

記事を読む

Philips SpeechMike LFH5276

* ヤフオクでオフィスワールド( officeworldoa )という業者さんから入手。

記事を読む

【FX】AXI Select 4日目 エッジスコアがちょっとだけ上がる

プロップファームの一種である AXI Select のインキュベーショ

8分間の奇跡

ついこの前 歯科医に行って治療が終わったと思ったのに、また先週 右下の

【FX】Vantge Trading に口座を開く

Vantge Trading はゴールドのスプレッドを調べていたいくつ

【FX】AXI Select インキュベーションへの移行

AXI Select というプロトレーダープログラムのお話。 テ

【FX】ゴールドの実質コスト

昨日のゴールド(証拠金取引;いわゆる XAUUSD のこと)のスプレッ

→もっと見る

  • 2025年12月
    1234567
    891011121314
    15161718192021
    22232425262728
    293031  
  • アクセスカウンター
PAGE TOP ↑