とほほな画像診断システム
*
これは前に書いたが、Yデンキ(ヤマダではありません)のシステムは
・最初のコマと最後のコマに一気に飛ぶ方法がない
という致命的な欠点を持っています。
いちいち矢印キーを押しっぱなしで戻らないといけません。1000コマあると指が疲れます。
医療用でないものを含めて、最初と最後のコマに飛べない画像ビューワーがあったら教えて欲しい。 おそらく1つもないのではないでしょうか。
まるでトイレのない住宅を売っているようなもの。
ルーラのないドラクエのようなもの。
*
また、私がキライなのは参照画像にあとから矢印を打てないシステム。
また元の画像を探して、そこに打ってから貼り直しをしないといけません。
それで参照画像が複数あると、並べ直しをしないといけません。
それくらいなんだ、と製作者は思うかもしれませんが、元画像が1万コマあったらどうなるんですか。
コマ数はどんどん増えており、私が実際に経験したもので 4000コマ超。 探すだけで莫大な時間が費やされます。
探している間に書こうと思っていた所見を書き忘れてしまうだろうが。
なんで参照画像をクリックして、そこで矢印が打つくらいのことができないのですかねえ?
ユーザーの意見を聞いていないシステムと言えましょう。
*
「買ってはいけない 画像診断システム編」でも始めますかね。
###
関連記事
-
-
テラーク飲み会 8/25
* 昨日、大阪梅田三番街の 梅蘭 でテラークの宴会。8人参加。 2週間前の一次会に続く二次会とい
-
-
腓骨遠位の骨腫瘍? 青池嚢胞 Aoike’s cyst
* 先日、MRI の依頼で 60代の男性で、依頼書の検査目的の欄に 「単
-
-
ひどい遠隔画像診断システム(続き)
P■■社の遠隔画像診断システムの話の続きです。 ただいま午
-
-
ひどい遠隔画像診断システム
P■■社(イーサイトでもドクターネットでも医知悟でもありません)の遠隔画像診断端末が高槻
-
-
脳・脊髄の連想画像診断−画像に見えないものを診る / 森 墾
脳・脊髄の連想画像診断−画像に見えないものを診る 森 墾 メジカルビュ
-
-
イーサイトのシステムの利点(1)
* また、このネタか、と言われる人も多いでしょうが、 イーサイトヘルスケアの遠隔画像診断システ
-
-
地方の中核病院の画像診断における医療崩壊
以前の記事(⇒ 画像診断管理加算バブルの崩壊の影響(2) 地方の中核病院の場合)では、
-
-
遠隔画像診断ニュース20111128
遠隔画像診断ニュースを更新しました。 Viewsend さんの記事でシンクライアントということ
-
-
師匠がいないと支障がある
* 以前の記事「優れたプロスポーツ選手は兄か姉がいる 」でも書きましたが、人間ってのは目標がな
-
-
危ない遠隔画像診断システム
* 今日気がついたのであるが、イーサイトのではない ある会社のシステム。 2/14 に所見を
- PREV
- ふざけた画像診断システム
- NEXT
- ふざけた遠隔画像診断システム(続き)