日別アーカイブ: 2026年7月16日

今年欧州の熱波がすごい

いまさらのネタで恐縮ですが、今年 2026年の夏に欧州を襲っている記録的な熱波により、暑さに関連する死者(例年より死亡者が増えた「超過死亡数」)は、欧州全体で少なくとも1万4,000人から2万人以上に達していると推計されています。

特に冷房普及率の低い地域や高齢者層を中心に被害が広がっています。
国別では、

  • ドイツ(約5,000〜6,800人):

    冷房(エアコン)の普及率が新築でも4%程度と極めて低く、非常に多くの高齢者が被害に遭いました。

  • フランス(約2,000〜5,200人):

    パリ近郊などで観測史上空前の暑さを記録し、深刻な山火事や水の事故も相次いでいます。

  • イギリス(約2,200〜2,700人):

    5月下旬から6月にかけてロンドンなどで最高気温の記録を次々と塗り替え、主にイングランドやウェールズ地方に被害が集中しました。

  • スペイン(約800〜3,100人):

    南部を中心に大規模な山火事が発生し、熱波そのものに加えて火災による死者も出ています。

ドイツが多いのはもともと寒いところが多いからでしょう。
私も大昔に新婚旅行でドイツに生きましたが、5月なのに雪が降ってきたのには驚きました。

フランスは主にパリでの惨状が TV で報道されていますが、景観保護のためにエアコンの室外機が置けず、困っているようです。
そのため床に置いて排熱&吸気用のダクトだけ窓から出すタイプのエアコンが売れているそう。
日本製のは窓にダクトを通すためのアダプタが同梱されているのに対し、中国製のものはそんなものはなく、ダクトを出したときの隙間は自分で塞がないといけないのだそう。
集合住宅の中庭側に室外機を置けばどうかという意見も管理組合や行政に却下されることが多いとか。
フランスのモニーク・バルビュ(Monique Barbut)生態系移行担当大臣が、猛暑の中でエアコンの普及が叫ばれることに対し、「至る所にエアコンを設置すべきだという考え方には恐怖を感じる」と言っているくらいですし。
自国民の命を犠牲にしても地球の環境を重視するところはさすが筋金入りの左派らしいですね。主に亡くなっているのは高齢者ですから、福祉予算が節約できると思っているのではないかと邪推しちゃいますが。

イタリアはもともと暑いときがあり、エアコンの普及度が高いようで、統計に挙がっていませんね。

ベルギーにある EU本部のビルも一般職員の多い1~6階は節電のためエアコンを切っています。
でも、上層階はエアコンをつけているとか。そこにいるオエライサン達が今まで他国のエアコンをさんざん批判してきたんですが。
まあ、「頭を冷やして」よく考えてもらう いい機会かも。

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まあ、同じ気温 40度といっても湿度は日本の半分程度でしょうから、我々からすると ちょっと割り引いて考えたいところではあります。
日本なんて四方が海なので 無限に水蒸気が供給されますから 湿度80%以上がザラです。
欧州は水蒸気の供給源が限られるので 湿度はせいぜい 50%程度でしょう。
その代わり森も湿気を失って、山火事が起きやすくなるわけですが。

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