でかいスピーカーって好き?

TANNOY AUTOGRAPH Monitor GOLD 英国オリジナルペア
上は年代物の巨大スピーカー。1976年から作られています。
タンノイ・オートグラフ と言えばクラシックファン羨望の的。
低音を出すために大きな箱(85kg)と大きな口径のユニット(直径38cm)が必要でした。
JBL EVEREST D55000
上のスピーカーも1986年とさほど古くはありませんが、ユニット口径が38cmでした。箱のでかさ(145kg)がわかりますね。
こいつはジャズ・ファンなら一度は聴いてみたいと思ったはずです。
JBL 4430
上のこいつも 38cmウーファーで総重量が 79kg。1981年ごろの人気機種。
オシリのようなホーンが人気の秘密。
上級機にウーファー2発の 4435 もありましたっけ。
え、家に置いて いつも なでていたい?
低音出すのにでかいスピーカーは必要か?
最近はどこの会社も、より小さな口径のスピーカーで低音を出せるようになっています。
振動板のストローク(前後運動)を大きくして低音を稼ぐのです。そのためには強力な磁気回路が必要ですが、磁石の性能向上がこれを可能にしました。
それでも低音が足りないとユニットの口径を大きくすればいいのですが、ユニットの個数を増やすほうが楽です。
個数を n倍 に増やすのは口径を √n倍 に増やすことと等価です。
こちらのほうがトータルコストも抑えられたります。
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え? でもやはりでかいスピーカーのほうが見栄えがいいし、満足感も高い?
大きな部屋のある人はいいなあ。
中に金庫を入れたら重量が増して音もよくなるかもね。
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